生保協会、生命保険会社の資産運用を通じた 「株式市場の活性化」と「持続可能な社会の実現」に向けた取組み を公表
生保協会は、、株主・投資家双方の立場から、株式市場の活性化・持続可能な社会の実現に向けた提言をとりまとめた報告書(以下、「報告書」)を公表した。本取組みは、1974年度より50年間以上にわたり継続的に実施している。
この度、株式市場活性化と持続可能な社会の実現を企図した2024年の活動内容等について、企業(上場企業1,200社)および投資家(生命保険会社等の機関投資家170社)に対しアンケートを実施した。
アンケートの分析結果をもとに、資本コストや株価を意識した経営や、企業と投資家の対話の推進、開示の充実等に対し高まる社会的な要請を踏まえ、提言内容を見直した。
【変更】
【提言②】資本コストや資本収益性の分析・評価に基づいたROE等の資本収益性目標設定と水準向上に向けた取組推進
【提言⑨】中期経営計画等で示される経営戦略と連動したESG取組の計画策定と実行
同会では、ESG投融資やスチュワードシップ活動の取組みを積極的に推進し、生命保険会社が「責任ある機関投資家」としての役割を一層発揮することで、社会課題の解決に貢献していく。
本報告書を通じ、日本の株式市場の更なる活性化と、持続可能な社会の実現に向けた企業、投資家等による取組みがさらに進展する一助になることを期待する。