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明治安田生命、明治安田未来共創ファンドからメディグル株式会社に出資

明治安田生命は、CVCファンド「明治安田未来共創ファンド」から、メディグル株式会社(以下、メディグル)へ出資した。
今般の出資を契機とし、メディグルとの将来的な連携を通して、新たな価値を創出し、お客さまのQOL向上への貢献をめざしていく。
■メディグルへの出資の背景
メディグルは、地域医療連携における課題解決に取り組むスタートアップ企業である。
近年、医療リソースの最適化等の観点から、専門性が異なる医療機関同士が患者を相互紹介し、それぞれの役割に沿った医療行為を提供する「地域医療連携」の重要性が増している一方で、既存の患者紹介業務の多くはアナログの方法で行なわれている。メディグルでは、紹介先・紹介元となる医療機関情報を一元管理する機能や、検索機能・紹介予約システムなどを提供することで、医療従事者が本来の専門領域に集中できる環境づくり、患者が円滑に受診できる仕組みづくりを促進している。
同社は、2030年にめざす姿を「『ひとに健康を、まちに元気を。』最も身近なリーディング生保へ」と定め、「みんなの健活プロジェクト」の推進を通じ、お客さまの健康づくりへの貢献に取り組んでいる。同社の地域医療連携の支援・促進に資するシステムは、各地域の医療機関における課題解決、さらには患者の円滑な医療機関の受診に資するという点で魅力を感じ、出資を決定した。
今回の出資を通じてメディグルの事業成長を支援するとともに、同社との将来的な連携を通して、お客さまのQOL向上へ貢献することをめざして取り組んでいく。
「“けんしん”と予防」をコンセプトとして、「“けんしん”応援型」の健康増進保険を提供し、お客さまに定期的に“けんしん”(健康診断・がん検診等)を受けるとともに、お客さまの疾病「予防」に向けた前向きな活動を後押しすることで、QOLの向上と健康寿命延伸への貢献をめざす取組み
「明治安田未来共創ファンド」の概要
名称 明治安田未来共創投資事業有限責任組合
ファンド規模 50億円
運用期間 10年
主な投資領域
①人々の健康の維持・増進
②地域社会の活性化
③新たな体験を生み出す技術の革新
投資ステージ シードステージ以降のスタートアップ企業(アーリー・ミドルステージ中心)
投資地域 日本中心
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
有限責任組合員 明治安田生命保険相互会社

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