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日本生命、団体年金保険一般勘定の商品改定

日本生命は、2026年4月1日から団体年金保険一般勘定(以下「GA」)※の商品内容を以下のとおり改定する。
※対象商品は、確定給付企業年金保険、ニッセイ一般勘定プラス(確定給付企業年金保険一般勘定特約(2022))、厚生年金基金保険(H14)、新企業年金保険(H14)となる。
同社グループは、「期待を超える安心を、より多くのお客様へ。」を中期経営計画のテーマに掲げ、さまざまな安心を提供する“安心の多面体”としての企業グループを目指している。今回の商品改定により、お客様の年金制度運営にこれまで以上に長期安定的に貢献することを通じて、国民の資産形成に寄与していく。
■商品改定の背景・コンセプト
・GAは、利率が保証されている生命保険会社ならではの独自商品であり、従前より、企業年金のお客様のコア資産の一つとして、長期安定的に年金運用を下支えしてきた。
・従業員の退職金制度を担う企業年金の重要性は、人的資本経営の観点から年々高まっており、また、政府が「成長と分配の好循環」の実現を目指す中、アセットオーナーである企業年金からの運用機関や運用商品に対する期待もこれまで以上に大きくなっている。
・こうした中、同社は、企業年金のお客様のニーズに応えるべく、2002年の現行商品発売から24年間で初めて商品スキーム改定を実施する。上乗せ利率(有期の予定利率)を新設し、GA商品の予定利率を有期で引き上げ、予見可能な将来利回りを高める。
(ニッセイ一般勘定プラスの場合0.50%→2026~2028年度:1.45%、2029~2031年度:1.25%)
・この改定により、業界初※1となる上乗せ利率の毎年6年保証※2を実現し、愛称を「プレミア6」と名付け、企業年金のお客様により一層ご愛顧いただける商品としていく。
■商品改定のポイント
・2026年4月1日以降、上乗せ利率(有期の予定利率)を新設し、3階建ての仕組みに変更する。
・6年分の上乗せ利率(有期の予定利率)を毎年設定・公表することで、業界初となる毎年6年保証を実現する。
・今回の商品改定に伴う変更は、既契約のお客様も含めて一律で自動的に適用される。
既契約のお客様による申込手続きは不要である。

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