住友生命、元職員による金銭詐取が発覚
住友生命では、元職員が金銭を詐取していた事案が判明したと発表した。同社現在、事案の全容解明に向けて調査を進めているところではあるが、類似の被害等を防止する観点など広く注意喚起を行うため、現時点で判明している概要について公表した。
1.事案の概要
元職員の属性 山形支社新庄支部 営業職・女性(50歳代)
被害状況 10名、約1300万円(うち約930万円は返済済)
行為期間 2015年11月~2024年8月
不正の手口 職員専用の高利率預金枠という虚偽の事実に基づいた金銭の詐取
同社では、事案の詳細や全容を調査したうえで、被害金額を弁済する方針であり、当該元職員については、社内規程に基づき厳正な処分をする。
本事案を発生させてしまったことを真摯に受け止め、今後こうした事案がないよう、コンプライアンス研修の充実などを通じ、より一層の体制強化に努めていく。