大同生命、業況が良い中小企業は積極的にDXを推進~中小企業経営者アンケート「大同生命サーベイ」 2025年1月度調査レポート
大同生命は、全国の中小企業経営者を対象としたアンケート調査「大同生命サーベイ」を、2015年10月から毎月実施している。今般、「中小企業のDX推進」について調査した2025年1月度レポートを公表した。
■景況感
•「現在の業況」(業況DI)は▲10.8pt(前月差▲2.1pt)、「将来の見通し」(将来DI)は+2.2pt(前月差▲0.8pt)とともに悪化した。
■中小企業のDX推進
•DXについて、「名称を知っている」と回答した企業は70%となった。
•そのうち、「内容も知っている」企業は37%と、前回調査(2024年3月)から+3pt増加したものの、全体的にまだまだ認知度は低い結果となった。
•従業員規模別にみると、規模が小さい企業ほど認知度は低い結果となった。
•DXの推進状況について、「既に推進している」企業は25%、「検討中または推進の必要性を認識している」企業は約3割となった。
•自社の業況別にみると、「業況が良い」企業ではDXを推進している割合が多い結果となった。(DI+14pt)
•DX推進の具体的な成果としては、「業務の効率化」が81%となった。また、「成果は出ていない」企業は5%と多くの企業で成果を実感していることがわかった。