第一生命ホールディングス、商号を2026年4月から第一ライフグループに変更へ
Tag:組織運営第一生命ホールディングス
第一生命ホールディングスは、2月14日に開催の取締役会において、2025年6月下旬開催予定の第15期定時株主総会に上程される定款の一部変更に係る議案が承認されることを条件として、下記のとおり商号を変更することを決議した。
なお、同株主総会に上程予定の定款の一部変更に係る議案の内容については、詳細を決定次第、別途開示する。
1.新商号(英文表記)
株式会社第一ライフグループ(英文:DaiichiLifeGroup,Inc.)
2.変更予定日
2026年4月1日(水)
3.変更の理由
同社は、生命保険事業を中心に、資産形成・承継事業、さらに非保険事業へと事業領域を拡大してきた。今後、社業を生命保険領域にとどまらない「保険サービス業」へと進化させ、一人ひとりに寄り添い「人生」の可能性をひらく企業へと変革を遂げることで、「グローバルトップティアに伍する保険グループ」へと大きな成長を実現していくことを目指し、同社は「株式会社第一ライフグループ」へ商号変更することを決定した。同社の商号変更に伴い、グループブランド名称は「DaiichiLife」とする。
1902年に日本で最初の相互会社である「第一生命保険相互会社」として創業して以来、同社は生命保険業を通じて「一生涯のパートナー」としてお客さまに寄り添うことを目指してきた。2010年には、持続的成長を志向し、より柔軟な経営戦略を取り得る株式会社に組織変更を行うとともに、市場の規律に基づく透明性の高い経営を目指すべく、東京証券取引所市場第一部に上場した。また、2016年にはグループベースでの柔軟な経営資源配分、迅速な意思決定に資するガバナンスの構築など、グループ運営スタイルの抜本的変革を目指し、持株会社体制へ移行した。さらに、海外での事業展開を積極的に拡大し、現在10か国で事業を展開している。絶え間ない挑戦を続けてきた同社は、この度の商号変更により、グループの一体感を高め成長を加速するとともに、社会への一層の貢献を目指していく。
4.新商号・ブランド名称に込めた意味
「第一ライフ/DaiichiLife」の「ライフ/Life」は、生命保険や生命という狭い意味の”Life”に留まらず、人々の人生や日々の生活というより広い意味の”Life”を意味する。同社グループが「一生涯のパートナー」として、生命保険の枠を超えて一人ひとりに寄り添い多様な人生の可能性をひらく企業となり、世界の人々やその生活に貢献する意志を込めている。「第一/Daiichi」は、いちばん人を考え、まっすぐに最良を追求し、まっさきに挑戦・変革するという、同社が大切にする価値観を示している。
社会環境が変化し、人々の価値観や生活スタイルが多様化する中、グループの存在意義や目指す姿を再定義するため、2024年、同社はグループ理念を刷新した。新商号「株式会社第一ライフグループ」は、このグループ理念に込めた想いを表現した名称である。
新商号の「グループ」は、同社の事業領域が、国内のみならず海外へ、非保険領域へと拡大していく中で、グループ一丸となって未来に向け進化していくことを表現している。
そして後株から前株に変更する。同社が株式会社として目指す姿を実現するための戦略やステークホルダーに対する経営の透明性をもって、成長を実現していく意思を込めた。
5.子会社新商号
同社の子会社である以下4社についても、各社株主総会決議や関係当局の認可を条件として、商号を変更することを各社取締役会で決議した。第一生命保険株式会社、第一フロンティア生命保険株式会社は商号変更を行わない。
(現在)(新商号)
ネオファースト生命保険株式会社⇒第一ネオ生命保険株式会社
アイペット損害保険株式会社⇒第一アイペット損害保険株式会社
株式会社第一生命経済研究所⇒株式会社第一ライフ経済研究所
第一生命テクノクロス株式会社⇒第一ライフテクノクロス株式会