メットライフ生命、2024年CSR活動報告
メットライフ生命は、CSRの一環として、社員のボランティア活動への参加を促進するとともに、充実したプログラムを創出している。
これにより社員の参加時間は、2年連続して前年を上回り、社員のボランティア活動への意識の高まりを示す結果となった。
同社のCSRのテーマは、「高齢者の心と身体を守る支援」「子どものよりたしかな未来のための支援」「地域格差を埋める社会貢献」の3つで、このテーマに沿った社員参加型のボランティア活動を通年で行っている。こうした活動を通じ、日本が抱える社会課題に対する意識が高まり、地域社会への貢献活動を継続する社員も増えてきている。
その結果、2024年の社員のボランティア活動時間は、目標に掲げた21,000時間を上回る約22,600時間となった。
2024年に実施したさまざまな取り組みのうち、特に特徴的な活動は、以下の通りである。
■高齢者ホスピスでのボランティア活動:超高齢社会の課題への取り組みとして、夏祭りや餅つきなどのイベント運営を社員がサポートし、地域社会と交流を深耕
■高齢者の住環境の改善支援:高齢や精神疾患などの理由で住まいの片づけが非常に困難となったお宅の整理・清掃の支援を行うNPO法人の活動に参加
■子どもへの金融教育:生命保険会社として培った知見をもとに、困難な状況にある子どもの施設で、社員が「お金」に対する学びを深めるプログラムを提供し、子どもたちの自立を支援
■健全な森林育成を目指す植林・保全活動:未来に生きる子どもたちに健全な地球環境を引き継ぐために、宮城、長崎、兵庫県で植林・保全活動を年2~3回、社員が実施
■つなぐ!お箸プロジェクト:森の資源の無駄のない活用を目指し、上記宮城県の森の端材を利用した「木こり箸」の仕上げ・梱包作業を社員が実施。完成した約8,800膳のお箸を、全国の子ども施設に寄贈
■全国での清掃活動:世界40を超えるメットライフの拠点全体で毎年春に清掃活動を推進しており、日本でも社員と地域連携によるビーチクリーン活動や街中の清掃活動を通年で実施
この他、フードドライブや小児がんや重い病気とたたかう子どもたちへの支援など多くのプログラムを実施した。また、会社主導の活動以外にも、個人で地域でのボランティアを実施している社員の活動も上記活動時間に含んでいる。
同社は、今後も社員のボランティア活動への参加を促進し、誰もが健康で豊かな人生を歩んでいけるような持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えている。