大樹生命、元職員による金銭詐取が発覚
大樹生命では、同社の元職員(2024年11月退職)が、金銭を詐取していた事案が発覚した。現在、不明瞭な金銭授受の有無等、全容解明に向けて調査を進めているところであるが、広く注意喚起を行う観点から、現時点で判明している事案について公表した。
1.事案の概要
・惹起した職員数1名
・在籍所属埼玉支社三郷営業部
・被害金額約751万円(うち651万円は返済済)
・不正事案の主な手口
①虚偽の説明により減額(一部解約)させた契約にかかる解約返戻金や、引き出させた積立金等を受領※
②得意先向けと称する虚偽の投資勧誘を行い、金銭を受領※
※当該元職員個人名義や所属営業部の親睦会名義の銀行口座に振り込ませることにより金銭を受領
2.同社の対応
事案の詳細、全容を調査・確認のうえ、被害の回復に努めている。なお、同件については、監督官庁へ報告済みである。
同社では、今般判明した事案を真摯に受け止め、このような不正行為を二度と発生させることのないようコンプライアンス体制の一層の強化に努めていくとしている。