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太陽生命、野村不動産ホールディングス株式会社への「太陽生命サステナビリティ・リンク・ローン」実施

太陽生命は、野村不動産ホールディングス株式会社(以下「野村不動産HD」)への「太陽生命サステナビリティ・リンク・ローン」(以下「本SLL」)を実行した。
本SLLは、太陽生命が10月に制定した「太陽生命サステナビリティ・ローンフレームワーク(以下「本フレームワーク)」に基づく案件となる。
SLLは、借り手のESG戦略に対して設定されたサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下、「SPTs」)の達成状況に応じて、金利条件等の貸付条件が変動する仕組みとなっており、持続可能な社会の実現を推進するローン手法である。
なお、太陽生命が制定した本フレームワークは関連する国内外の原則・ガイドラインへの適合性について、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)より第三者意見を取得している。
<概要>
借入人:野村不動産ホールディングス株式会社
実行日:2024年12月26日
SPTs:年度ごとにつぎの2つのSPTを設定
①借入人グループのGHG排出量(Scope1,2)の削減割合(2019年度比)
②借入人グループのGHG排出量(Scope3)の削減割合(2019年度比)
なお、2030年度までのSPT(削減率)はつぎのとおりである。
■Scope1.2
2024年度60%
2025年度 60%
2026年度 60%
2027年度 60%
2028年度 60%
2029年度 60%
2030年度 60%
■Scope3
2024年度50%
2025年度 50%
2026年度 50%
2027年度 50%
2028年度 50%
2029年度 50%
2030年度 50%
※ 借入人グループのGHG排出量は保有資産の増減に左右されるため、融資期間初期から大幅な削減を行い、それを維持する野心的な目標を設定している。
※ なお、SPTの水準は、借入人グループの中期目標(2030年度目標)と同水準(パリ協定「1.5℃シナリオ」を上回る水準)となっている。
インセンティブ:単年度毎のSPTs達成状況に応じた金利スプレッド優遇
SDGs:本SLLにおける同社SPTs達成を通じて、SDGsの下記目標の達成に貢献する。

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