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大樹生命、世界銀行が発行する「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」に投資

大樹生命は、この度、世界銀行(正式名称:国際復興開発銀行(IBRD))が発行する豪ドル建サステナブル・ディベロップメント・ボンド(以下「本債券」)への投資を実施した。
同社はサステナビリティ経営基本方針のなかで、3領域として「人」「地域社会」「地球環境」、5つの重要課題として①人生100年にわたる安心・安全の提供、②希望に満ちた未来世代を育む、③多様性と人権の尊重、④活力あふれる地域社会の創出、⑤豊かな地球を未来につなぐを設定している。
同社が掲げている3領域および5つの重要課題は、開発途上国を支援する世界銀行にとっても極めて重要なテーマとなっている。「人」の領域については、高齢者層の保健ケアに対する各種施策の推進や、子どもの成長に欠かせない学習機会の提供、そしてジェンダー戦略・障がい者支援などの推進を、「地域社会」の領域についてはSDGs目標11番「住み続けられるまちづくりを」を目指した持続可能なコミュニティづくりの推進を、「地球環境」の領域については気候変動対策資金の増額を含めた行動計画などに注力している。
本債券の資金は、世界銀行による開発途上国への融資を通じて、教育・職業支援やインフラの整備、また気候変動対策などを含むプロジェクトの支援に活用される。
これまでも同社では、環境債(グリーンボンド)や社会貢献債(ソーシャルボンド)、ESG投信などへの投資を行ってきた。今後も引き続き生命保険会社としての社会的責務をふまえ、資産特性に応じて環境・社会・ガバナンスの課題を考慮した資産運用を行い、環境や地域・社会と共生し、経済・企業の安定的な成長と社会的価値の調和的な発展を目指す。
<本債券の概要>
発行体 世界銀行(国際復興開発銀行)
格付 AAA(S&P)/Aaa(Moody’s)
発行総額 40百万豪ドル
償還期間 15年

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