オリックス生命、2024年度第2四半期(上半期)決算を発表
オリックス生命は、2024年度第2四半期(上半期)決算(2024年4月1日~2024年9月30日)を以下のとおり発表した。
同社は、生命保険会社としてより一層お客さまのお役に立てるようになるため、第一分野の販売を強化することを重要施策として掲げている。第2四半期(上半期)においては、新契約件数は減少したものの、2023年11月に保険料率改定を行った円建終身保険など、第一分野の販売が堅調に推移したことから、新契約年換算保険料が前年同期比100.8%となった。
保有契約は、医療保険等の第三分野の保有が減少したことなどにより、前年度末比で微減となった。
(単位:億円/前年同期比)
・保険料等収入:2,304/103.9%
・資産運用収益:31646.2%
・保険金等支払金:1,19898.4%
・資産運用費用:309327.7%
・基礎利益:9172.8%
基礎利益は、円建終身保険などの販売が堅調に推移したことに伴う責任準備金負担の増加などにより、前年同期比72.8%の91億円となったが、当期純利益は、為替が円高となったことで外貨建責任準備金繰入額が減少したことなどにより、前年同期比397.5%の96億円となった。
総資産は、保険料等収入の増加などにより、前年度末比102.1%の3兆45億円となった。
・ソルベンシー・マージン比率:1,090.6%
・ソルベンシー・マージン比率は、前年度末から103.3ポイント増の1,090.6%となり、引き続き高水
準を維持している。
・保険金支払能力格付け(格付投資情報センター(R&I)):AA