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住友生命、神戸大学と「運動と脳の健康」に関する共同研究「神戸シニアVitalityプロジェクト」を開始

住友生命は、国立大学法人神戸大学(以下「神戸大学」)と、同社の「Vitality健康プログラム」を活用した運動と脳の健康に関する共同研究「神戸シニアVitalityプロジェクト」(以下、「本プロジェクト」)を開始する。
本プロジェクトでは、神戸市在住・在勤の方にVitality健康プログラムを利用でき、健康増進に向けた行動変容が高齢者の認知症発症リスクやウェルビーイング向上に有効であるかを検証することで、人生100年時代のウェルビーイングに貢献することを目指す。
1.本プロジェクトについて
a.背景・目的
人生100年時代、高齢者の多くが認知症あるいは軽度認知障害を発症すると言われている。Vitality健康プログラムの利用を通じて高齢者の健康増進に向けた行動変容を促し、身体活動と認知症発症リスクの関係や、高齢者の認知機能や社会参加の要素を踏まえたウェルビーイングについて研究することで、人生100年時代を豊かに生きるためのヒントを得、社会全体で高齢者のより良い生活をサポートすることを目指す。
b.研究内容
本プロジェクトでは、神戸市在住・在勤の高齢者(60歳以上80歳未満)1,000名をモニターとして募集する。同社の「Vitality健康ブログラム(Vitality体験版※1、Vitalityスマート※2)」を活用しながら運動に取り組んでもらい、2年間で5回の脳の健康度チェック「のうKNOW※3」とアンケートに回答する。
Vitality健康プログラムの一部であるアクティブチャレンジは、1週間サイクルで運動の目標ポイントが設定され、ウォーキング等により週間目標を達成すると、ドリンクチケット等のリワード(特典)が獲得できる短期プログラムである。
短期的な目標達成を繰り返す中で、行動変容を促し、運動習慣を身につけ、健康増進につなげる。
Vitality健康プログラムを通じて得られる歩数等のデータと、脳の健康度チェック「のうKNOW」のデータ、アンケート回答内容等を、神戸大学大学院保健学研究科・人間発達環境学研究科が分析する。
c.モニター申込について
対象者
・神戸市に在住または在勤の60歳以上80歳未満の人
・スマートフォン(Vitalityアプリが使用できるもの)を所有している人
*既にVitality健康プログラムに加入している人は申込めない。
期間
・2年間
・最初の12週間は無料のVitality体験版を利用できる。その後、継続する人は、Vitalityスマート(有料、月額330円(税込))への加入を案内する。
*自動的に有料会員へ移行することはない。
・Vitalityスマートに加入しない場合でも、脳の健康度チェック「のうKNOW」とアンケートに回答してもらう。
謝礼
・脳の健康度チェック「のうKNOW」とアンケートに回答した人に1回につき1,000円分のQUOカードPayを進呈する。(2年間で5回実施すると合計5,000円分)

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