大同生命、大阪ガス株式会社へのトランジション・リンク・ローンを実施
大同生命は、大阪ガス株式会社を借入人とするトランジション・リンク・ローン(以下「本ローン」)を実行する。
本ローンは、脱炭素社会の実現に向け、長期的な戦略にのっとり、着実な温室効果ガス排出量削減の取組みを行う企業に対し、その取組みを支援することを目的としたファイナンス手法である。
また、借り手のトランジション戦略に対して設定されたサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)の達成状況に応じて金利などの貸付条件が変動する仕組みとしている。
<本ローンの概要>
借入人:大阪ガス株式会社
実行日:2024年9月11日
SPT:2030年度にDaigasグループの国内サプライチェーンにおけるCO2排出量
(スコープ1・2・3)を500万トン削減(2017年度比)
同社は、「T&D保険グループESG投資方針」に基づき、「責任投資原則(PRI)」の考え方や国連が提唱した持続可能な開発目標である「SDGs」などを踏まえ、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」に積極的に取り組んでいる。本ローンは、これらの取組みの一環として行うものである。
引き続き、同社は、責任ある機関投資家としての責務を果たし、持続可能な社会の形成に貢献できるよう努めていく。