大同生命、「企業を取り巻くリスクへの備え」について調査を実施
大同生命は、全国の中小企業経営者を対象としたアンケート調査「大同生命サーベイ」を、2015年10月から毎月実施している。
このほど、「企業を取り巻くリスクへの備え」について調査した2024年7月度レポートを公表した。
1.事業継続に支障をきたすと想定しているリスク
・中小企業が事業継続に支障をきたすと想定するリスクとして、「地震」が62%と最も多く、次いで「風水雪害」が55%となった。
・「地震」と回答した割合を都道府県別でみると、「静岡県」「香川県」「高知県」など南海トラフ地震防災対策推進地域が総じて高いことがわかった。
2.BCP(事業継続計画)の策定有無
・BCP(事業継続計画)を「策定している」企業は12%と、前回調査(2023年7月、10%)から増加した。一方、「策定予定なし」と回答した企業は、65%となった。
<調査概要>
・調査期間:2024年7月1日~同7月31日
・調査対象:全国の企業経営者7,553社(うち約5割が同社契約企業)
・調査方法:同社営業職員が訪問またはZoom面談により調査
・調査内容:景況感、企業を取り巻くリスクへの備え