大同生命、2024年6月度調査レポートを公表
大同生命は、全国の中小企業経営者を対象としたアンケート調査「大同生命サーベイ」を、2015年10月から毎月実施している。
今般、「資金繰り」について調査した2024年6月度レポートを公表する。
<調査概要>
・調査期間:2024年6月3日~同6月28日
・調査対象:全国の企業経営者7,204社(うち約6割が同社契約企業)
・調査方法:同社営業職員が訪問またはZoom面談により調査
・調査内容:景況感、資金繰り
1.自社の資金繰り
・自社の資金繰りについて、「今後、支障が出てくる」と回答した企業は41%と、前回調査と比べ21pt増加し、将来の資金繰りへの懸念が大幅に増加していることがわかった。
2.負担となっているコスト
・負担となっているコストは、「原材料費・仕入費用」が34%と最も多く、次いで「人件費」が31%と多い回答となった。
3.新型コロナ関連融資の利用状況
・新型コロナ関連融資の利用状況について、「融資を受け、現在返済中」と回答した企業は41%となった。
4.今後の返済見通し※3で融資を受け、「現在返済中」「返済開始していない」と回答した方
・今後の返済見通しについて、約2割の企業で「返済が滞る懸念がある」ことがわかった。