生保協会、永島協会長が就任にあたって所信を表明
生保協会の永島英器氏(明治安田生命社長)が会長就任にあたって所信を表明した。
今年度は、国民一人ひとりの豊かな人生に寄り添いながら、持続可能な社会の実現に貢献し、これからの時代を担う未来世代へ社会をつなぐため、今年度は次の3点を軸に取り組んでいく。
1.顧客本位の業務運営の推進
2.国民一人ひとりの豊かな人生の実現に向けた取組み
3.持続可能な社会の実現に向けた取組み
このうち、1.では、外貨建て一時払保険における販売・管理等態勢について、4月に実施した各種ガイドライン改正を踏まえ、商品組成会社である保険会社、および、販売会社である金融機関の取組みをフォローアップすることで、各社の取組みを後押ししていく。また、コンプライアンス・リスク管理態勢については、2023年2月に公表した「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」をもとに、引き続き好取組事例の共有等を行い、会員各社の取組みの高度化に貢献していくとしている。
最後に、「時代の転換点のなかにあっても、生命保険業界の社会的使命を果たし、持続可能な社会に貢献するため、この一年間、全力で諸課題に取り組んでいく」と結んでいる。
【生保協会長就任(所信)全文】
https://www.seiho.or.jp/info/news/shared/mt-item/20240719_1.pdf