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明治安田生命、フランス預金供託公庫が発行する「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」に投資

明治安田生命は、フランス預金供託公庫(以下「CDC」)が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドに1億豪ドル(約108億円)を投資した。五輪開催を通じた持続的な地域経済発展を支援する世界初の債券として、同社単独で投資を実行した。
本年、フランス共和国においてパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「本大会」)の開催が予定されており、同国の公的金融機関として公共政策推進を担うCDCは、本大会開催に際して長期的な投融資活動を行なっている。
本債券によって調達された資金は、本大会の選手村やパビリオン等、大会インフラ建設のリファイナンスなどに充当されるほか、閉幕後には本大会で使用したインフラ設備を、住宅やオフィスのほか、学校や自然公園等の公共施設へと生まれ変わらせることに活用される。
このような取組みにより、地域に新しい都市空間を創り出すとともに、雇用機会の創出や地域コミュニティの活性化など、本大会をレガシーとして引き継いでいくことで、持続的な地域経済の発展に貢献することが期待される。
同社はこれまで、「Jリーグ」や「日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)」などと協働で、スポーツイベントを通じて地域コミュニティにおける人々の交流を促進し、地方創生を推進してきた。今回、本債券への投資により、本大会の開催を通じて持続的な地域経済の活性化に貢献するCDCの取組みを資金面からサポートする。
同社は責任ある機関投資家として、ESG投融資を通じたグローバルな環境・社会課題の解決、地域経済活性化等により社会的価値を創出し、持続可能な社会の実現に貢献していく。

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