明治安田生命、山口県内の小中学生の体力向上に資するプロジェクトをスタート
明治安田生命は、山口県が企業版ふるさと納税の対象事業として実施する「プロスポーツチーム等と連携した子どもの体力向上・運動習慣の定着を図る事業」へ、2,000万円の寄附を実施した。この寄附金を活用し、山口県とレノファ山口FCとの協業による、「山口県内の小中学生の体力向上に資するプロジェクト」をスタートする。
本プロジェクトでは、山口県内の2022年度全国体力、運動能力、運動習慣等調査の合計点平均が、過去最低値を記録したことを課題と捉え、同テストの「体力合計点」が全国平均以上となることを継続的にめざす。そのために、保護者・教員・地域住民が一体となり、子どもに対して運動の重要性を啓蒙する他、継続的に運動に取り組む環境を整備していく。
具体的には、6月から10のモデル校で「新体力テスト」を実施する際、レノファ山口FCからトップチーム選手・アカデミーコーチ等を派遣し、プロスポーツ選手とのコミュニケーションを通じて、運動の楽しさや大切さを知る機会を提供することで、子どもの運動への関心や運動意欲の向上を図っていく。また、運動機会促進のため、3者で協働し、子どもの発達の段階に合わせた運動動画(小学校低学年・中学年・高学年、中学生向けの4種類)の制作・普及活動を実施する。
同社は、2020年度から本格展開している「地元の元気プロジェクト」にて、各地域の健康・介護・子育て・結婚・教育・文化・まちづくり・防災・環境等の地域課題に対して、自治体や企業等との協業で地域貢献に取り組んでいる。
今後も、さまざまな地域の個別課題の解決のために、全国の自治体やJリーグ全クラブ等、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)との協業に加え、各地域の地元企業や学術機関等とも連携しながら、地方創生の推進に取り組んでいく。