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住友生命、The Empathy Project Ltd.へ出資、包括的なグリーフケアの取組みを開始

住友生命は、CVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」から、The Empathy ProjectLtd.(Co-Founder&CEO RonGura、Co-Founder&CTO Yonatan Bergman、以下「エンパシー」)へ出資を行った。
1.出資の背景
住友生命グループはこれまで、保険金の支払いを通じたお客さまの経済的ウェルビーイングだけでなく大切な方がお亡くなりになった際の喪失感や悲しみを乗り越えるためのグリーフケア※1にも貢献してきた。
デジタル化が進展する社会において、保険手続きにとどまらず、グリーフケアについてもデジタルを通じてサービスを提供することが、より多くの方々のグリーフケアの貢献・ウェルビーイングの実現に繋がると考えている。
エンパシーは、心理面、法務面、経済面から包括的にデジタルを通じてグリーフケアを提供することで、ご遺族の方々の不安を解消する課題に取り組んでいる。
こうしたエンパシーのノウハウや知見をグループ全体で収集し、積み上げていくことはWaaS(Well-being asa Service)における「Well-Aging」(年齢を重ねても幸せに過ごすこと)領域において、お客さまのウェルビーイングに貢献できると考え、今回の出資に至った。
まずは、エンパシーのサービスを住友生命の米国子会社であるSymetra Life Insurance Companyにおいて導入し、活用を進めていく。
※1 大切な人と死別した人がその「悲嘆(グリーフ)」を受け入れ、立ち直り、再び日常生活に適応することを見守り、支える「ケア(配慮、心づかい)」のこと。
※2 Vitality健康プログラムを中心とするウェルビーイングに資するサービスエコシステム。
2.エンパシーの提供するサービスの概要
エンパシーは以下のようなグリーフケアに関するサービスをアプリ等を通じて提供している。このようなサービスは世界的にみてもまだ知られてない。
具体的には、24時間365日対応可能なケアマネージャーチームによる心理面のサポートや、遺言書の検認および遺産管理といった法務面のサポート、故人が保有していた各アカウントや登録済みサブスクリプションサービスの無効化など、23ものサービスからパーソナライズされたアクションプランを提案し、包括的なグリーフケアを提供している。

 

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