明治安田生命、早稲田大学と新たな共同研究開始
明治安田生命と早稲田大学(総長田中愛治)は、「パーソナリティ特性に基づく最適な健康増進アプローチ」「顧客とのコミュニケーションデータ分析に基づく知識創出」の2つのテーマに関する共同研究を開始する。
同社と早稲田大学は、これまでも2019年3月に締結した包括連携協定に基づき、「健康経営と企業経営との関係性」に関する共同研究等を実施している。今回の共同研究テーマの追加は、産学連携をより強化することで、社会課題の解決につながる研究成果の社会実装をめざす考え方に基づき、早稲田大学オープンイノベーション戦略研究機構の支援を通じて行うものである。
今後も、人々の健康づくりやお客さま・地域社会とのつながりをテーマに、学術機関との共同研究の推進や、「みんなの健活プロジェクト」「地元の元気プロジェクト」への研究成果の反映に取り組んでいく。
①パーソナリティ特性に基づく最適な健康増進アプローチ
【概要】
「パーソナリティ特性」と「健康増進のための行動変容」の関係性を検証し、一人ひとりにあわせた行動変容の確度を高められる健康増進のアドバイスの提供をめざす
・研究者:小塩真司 早稲田大学文学学術院 教授
・期間:2024年1月~2年程度を予定
②顧客とのコミュニケーションデータ分析に基づく知識創出
【概要】
「お客さまのお申し出」のデータの構造化により、クラスタリングの精度向上による分析を高度化し、将来的にはお客さまの潜在的な意向に関する示唆の抽出をめざす
・研究者:後藤正幸 早稲田大学理工学術院 教授、大野高裕 早稲田大学理工学術院 教授
・期間:2024年1月~2年程度を予定