かんぽ生命、インパクトコンソーシアムへ参画
かんぽ生命は、インパクト投資(注)等に関して幅広い主体が協働・対話を行う場として設立される「インパクトコンソーシアム」に参画する。
インパクトコンソーシアムは、気候変動や少子高齢化等の環境・社会課題の重要性が増す中で、インパクト実現を図る経済・金融の多様な取組みの支援や、インパクトの創出を図る投融資を有力な手法・市場として確立し事業を推進していく観点から、各業界団体の代表者等を発起人とし、投資家・金融機関、企業、自治体等の幅広い関係者がフラットに議論し、国内外のネットワークとの対話・発信を図る場として設置されたものである。
かんぽ生命は、資産運用において、すべてのステークホルダーの皆さまに対する社会的責任を果たすという観点から、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上を目指している。とくに、インパクト投資においては、同社独自の社内認証制度である「インパクト”K”プロジェクト」を通じて多様なアセットへの投融資を積極的に推進し、環境・社会課題の解決に資するインパクトの創出を目指してきた。
これまでの取り組みから、かんぽ生命では、インパクト投資が社会に対して効果を発揮するには、経済市場全体におけるインパクト投資への認知度向上・理解促進が必要であると考えている。今後、インパクトコンソーシアムへの参加を通じ、関係者のみなさまと共に環境・社会課題解決を持続的な成長に結びつける好循環の実現に貢献していく。
(注)インパクト投資とは、財務的リターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的および環境的インパクトを同時に生み出すことを意図する投資行動を指す。