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第一生命、企業のサステナビリティ取組みを融資で支援する「DLサステナビリティ・ファイナンス・フレームワーク」を制定

第一生命は、企業のサステナビリティ取組みをファイナンス(融資)面で支援することを目的に、国内生保業界初となるトランジションローンのフレームワークを含む、6商品を対象とする「DLサステナビリティ・ファイナンス・フレームワーク(以下、「本フレームワーク」)」を制定した。なお、本フレームワークは、各々が対応する国際的な原則やガイドラインに基づいて策定され、外部の専門機関から第三者意見を取得している。
同社は、運用収益の獲得と社会課題解決の両立を目指し、ESG投融資とスチュワードシップ活動を両輪とした責任投資を推進している。相対型の企業向け融資は、企業との直接取引であり、融資の提供のみならず、資金の相談やエンゲージメント等の日々の活動を通じて、『企業のサステナビリティ取組みに伴走し持続可能な社会の実現に貢献する』ことを目指す。そのため、今後当該アセットについては従来以上にサステナビリティに注力した運用を行っていく。
同社は、相対型の企業向け融資において、これまでも融資先が策定するサステナビリティ・フレームワークに基づく融資やESG課題の解決に資する融資に取り組んできた。今後は、それらに加えて本フレームワークも活用し、相対型の企業向け融資実行につき、中期的に原則100%をサステナビリティに関連した融資へ移行することを目指す。また、企業のサステナビリティ取組みを後押しするために、社内体制の強化や社外との連携を深め、コンサルテーションやエンゲージメントの強化を図るとともに、取組みの進捗状況をモニタリングしていく。

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