アニコム損保、最新版『人気犬種ランキング2024』を発表
アニコム損保は、最新の『人気犬種ランキング2024』を発表する。
人気犬種には、それぞれに特化したフードやグッズなどが多く販売されている。また飼育している人が多いため、同じ犬種の飼い主同士だからこその悩みや困りごとを共有しやすく、犬を飼うことに慣れていない方でも迎えやすい環境が整っている。こうした背景から同社では、犬との暮らしの一助になればという思いで、2008年から毎年ランキングを発表している。
■「トイ・プードル」が15年連続で1位獲得!「MIX犬」が僅差で2位
ランキング1位は15年連続で「トイ・プードル」が獲得、2位に「MIX犬(体重10kg未満)」が続いた。
MIX犬は、2009年に5位にランクインして以来、徐々に順位を上げ、昨年に続いて2位を獲得した。「マルプー(マルチーズとトイ・プードルのMIX)」「チワックス(チワワとミニチュア・ダックスフンドのMIX)」「ポメパピ(ポメラニアンとパピヨンのMIX)」などの愛称があり、同じ組み合わせでも個体ごとに異なる容姿などが魅力である。なお昨年は1位のトイ・プードルの割合が20.2%、2位のMIX犬(体重10kg未満)が15.9%と4.3ポイント差だったところ、今年はその差が1.3ポイントにまで迫っている。
3位以下の順位も昨年同様の結果で、TOP10のうち、中型犬は「柴」と「フレンチ・ブルドッグ」の2犬種、大型犬は入っておらず、小型犬の人気が続いている。
■11~30位までのランキング
11~30位までのランキングでは、真っ白でふわふわの被毛が魅力の「ビション・フリーゼ」が昨年19位から15位に順位を上げた。ビション・フリーゼは、一昨年は20位で、2年間に5ランクアップと徐々に注目を集めている。また、大型犬の「シベリアンハスキー」が29位から28位、「スタンダード・プードル」が31位から30位へランクアップしている。
体格別では、中型犬は「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」「ボーダー・コリー」「ビーグル」「アメリカン・コッカー・スパニエル」の4犬種、大型犬は「ゴールデン・レトリーバー」「ラブラドール・レトリーバー」「シベリアンハスキー」「スタンダード・プードル」の4犬種がランクインした。
ランクインした犬種にもそれ以外の犬種にも、歴史に紐付くそれぞれの特性がある。さらに、犬種ごとの特性だけでなく、個体ごとに性格や特徴も異なる。犬種の特性とそれぞれの個性があることを理解した上で、ライフスタイルに適した犬との暮らしを楽しんでもらえればとしている。