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第一生命ホールディングス、島根大学医学部に共同研究講座を新設

第一生命ホールディングスと、国立大学法人島根大学(以下「島根大学」)は、島根大学医学部に「第一生命メンタルヘルスケア共同研究講座」(以下「本講座」)を新設した。
本講座では、島根大学が持つストレス可視化*1に関する技術と、第一生命が100年以上にわたり生命保険事業を通して培ってきた保障や安心を社会に届けるシステムやデジタル技術を融合し、今までに無い包括的なメンタルヘルスケアシステムの構築、未病*2状態の改善方法に関する研究開発を行う。そして、そのシステムを社会実装させていくことを目指し、未病・予防領域に挑戦する。
【本講座のポイント】
・本人に自覚なく体に悪影響を及ぼすストレスの可視化、メンタル不調の未病状態での改善を実現
・メンタルヘルス領域とInsTech、デジタル技術の融合でヘルスケアイノベーションを創造
・新規ビジネス・雇用の創出を伴うエコシステムの発生を促し、地域社会の活性化を目指す
*1 近年の医学研究により、過度な心理的ストレスを受けた際や精神疾患を発症すると尿中にバイオピリン(Biopyrrin)が増
加することが報告されている。バイオピリンとは、ビリルビンが活性酸素によって分解された代謝産物の総称であり、
まだ治療する段階ではないが、メンタルストレスによって何かしらの不調が出始めている ARMS/未病段階からバイオピリン
値が上がり始めることを理解し、未病状態をモニタリングし、ケアをしていけば精神疾患の発症を予防できると考えられ
る。
*2 未病とは、心身の状態を健康と病気の二分論の概念で捉えるのではなく、「健康」と「病気」の間を連続的に変化するもの
として捉え、このすべての変化の過程を表す概念を「未病」としている。(神奈県庁提供)

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