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日本生命、「資産運用立国」の実現に向けた日本生命グループの取り組みを実施

日本生命は、12月13日の「資産運用立国実現プラン」の政府発表を受け、当該プランの実現に向けた同社の取り組みを公表する。
同社は、生命保険事業とアセットマネジメント事業の双方を営む生命保険会社グループとして、(1)「家計の資産形成」、(2)「海外資金の日本市場への呼び込み」といった観点で資産運用立国の実現に貢献できると考えており、これまでも下記の5つの軸で取り組みを進めてきた。
I.保険商品・アセットマネジメント商品の提供や、お客様それぞれのライフプランに合わせたコンサルティング活動等の「商品・サービス提供」
II.運用対象多様化や運用体制強化等の「運用力向上」
III.資産運用ニーズをお持ちの方々への各種セミナー開催、次世代を担う方々への出前・受入授業開催等の「金融リテラシー教育」
IV.企業の持続的な成長を支援し、価値向上に貢献する「スチュワードシップ活動」
V.海外での日本株ファンド販売等の「海外ネットワークを生かした日本株等の商品販売」直近では、主に以下の新たな取り組みを進めている。
・一時払終身保険の予定利率引き上げ(2024年1月~)
・ニッセイアセットマネジメント株式会社(以下「ニッセイアセット」)における、新NISA制度や確定拠出年金制度向けの手数料率の低い投資信託の設定(2023年11月~)
・「ニッセイのiDeCo」における「運営管理手数料無料コース」の設定(2023年10月~)
・営業職員チャネルにおけるNISA制度紹介の開始(2023年10月~)
・ニッセイアセットにおける、投資一任運用サービス「GoalNavi(ゴールナビ)」の新NISA制度への適用(2024年1月~)
・グループの一部資産運用機能のニッセイアセットへの集約(2021年~順次)
・国内ベンチャーキャピタル・スタートアップ企業へ投資するファンドの新設(検討中)
 今後もこれらの取り組みを一層強化することで、お客様からお金を預かるアセットオーナー、および資産運用を担うアセットマネージャーとしての両面から、資産運用立国の実現に貢献していく。

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