かんぽ生命、「かんぽ生命カップ2023」開催レポート~車いすテニスのジュニア日本代表選手を選考~
かんぽ生命が冠スポンサーを務める、車いすテニスのジュニア大会「かんぽ生命カップ2023」(主催:一般社団法人日本車いすテニス協会、以下「JWTA」)が、11月25日~26日に福岡県飯塚市で開催された。
「かんぽ生命カップ」は、かんぽ生命が車いすテニスの支援を開始した5年前から開催されており、車いすテニスの国別対抗戦(ワールドチームカップ)のジュニア日本代表選手の選考大会である。2019年のかんぽ生命カップでは、1位~3位となった3名の選手(小田凱人選手/高野頌吾選手/川合雄大選手)が、その後参加したワールドチームカップでジュニア日本代表チームとして、世界1位を勝ち取っている。
今年は、中学1年生~高校2年生の男女8名の選手が全国から集まり、熱い戦いを繰り広げた。昨年よりも、一段とレベルアップしたプレーが多くあり、各選手の日頃の努力が伝わってくる大会となった。接戦の末、優勝は河田凌大選手(高校1年生)、準優勝は岡野莉央選手(高校2年生)の結果となり、両選手はワールドチームカップのジュニア日本代表に内定した※。
現時点では、ワールドチームカップ(2024年5月トルコで開催)へのジュニア日本代表チーム出場は確定ではない。
(優勝選手)
・河田凌大選手(千葉県/高校1年生)
<コメント>
「この大会に向けて、たくさん練習を重ねてきました。今まで練習したことが試合でできたからこそ、優勝という結果につながったと思うので、本当に嬉しいです。特にチェアワークのトレーニングに力を入れていて、その成果が出たと感じています。ワールドチームカップに出場することができたら、海外選手相手に勝利をあげたいと思います!」
(準優勝選手)
・岡野莉央選手(愛知県/高校2年生)
<コメント>
「ジュニア日本代表になれるチャンスは、年齢的に今年が最後だったので、準優勝で代表内定を決めることができて嬉しいです。優勝には届きませんでしたが、いいプレーもあったと感じています。ワールドチームカップに出場できたら、世界で自分のプレーがどこまで通用するのか試してみたいです。日頃から応援してくださっている方に「勝利」で恩返ししていきたいと思います!」