新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

明治安田生命、「2023年度(第41回)IT賞」において「IT賞(マネジメント領域)」を受賞

明治安田生命は、公益社団法人企業情報化協会(以下IT協会)(注)が主催する「2023年度(第41回)IT賞」において、2年連続で「IT賞(マネジメント領域)」を受賞した。
同受賞は、「『AIロープレシステム』に対話型機能を追加~スマートフォンで提案力向上に資するトレーニングが可能~」の取組みが評価されたものである。
同社はこれからも、デジタル技術の積極的な活用を通じて、人とデジタルが融合した「信頼を得て選ばれ続ける、人に一番やさしい生命保険会社」の実現に向け取り組んでいく。
(注)企業の情報化に関する調査研究および開発を行ない、その成果の普及並びに実施を促進することにより、わが国の社会・経済および産業の健全な発展に寄与することを目的とした協会
1.「IT賞」の概要
「IT賞」は、我が国の産業界において、「ITを活用した経営革新」を行ない、優れた成果を上げたと認められる企業・団体に対し、IT協会から授与される表彰制度である。応募領域は6領域あり、マネジメント領域は業務効率化などによる大幅なコスト削減などの業績貢献に資する取組みが対象となる。
2.評価された内容
コロナ禍で営業現場でのロープレ機会が減少したため、同社は2020年に所定の文章の読み上げ方や表情等を評価する「AIロープレシステム」を導入していたが、2023年より実践的なトレーニングに資する「対話型機能」を追加した。
「対話型機能」ではAIを活用して、営業職員の発話(説明・提案等)に応じて質問内容が変化する仕組みにより、リアルな提案話法の習得が可能となった。展開から3ヵ月で活用者の提案数増加や、一定の業務効率化の効果が確認された。また、自己最高得点を獲得した際に王冠マークを表示したり、目が泳いだり口が止まったりした際に励ますメッセージを表示する等の楽しめる機能も実装されており、継続して自学自習ができるアプリとなっている。
このような取組みが、営業スキルの向上をめざす他社にも参考になるものであると評価された。
3.「AIロープレシステム」の主な機能と画面イメージ
約40種類の練習テーマを搭載しており、営業職員が回答すると、発話内容に含まれるキーワードにあわせて、AIが追加の質問を投げかける対話形式でのロープレ練習機能をもつ。回答時の表情や必要なキーワードを網羅しているかを採点し、練習結果は動画やテキストデータで振り返ることが可能である。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

ネオファースト生命、日経トレンディ「保険大賞2024」で優秀賞を受賞とユニーク賞を受賞

生保

ライフネット生命、価格.com保険アワード2024年版で定期死亡保険「かぞくへの保険」が8年連続第1位を受賞

生保

明治安田生命、世界初の「スポーツボンド」がディール・オブ・ザ・イヤーを受賞

生保

明治安田生命、新興運用会社が運用するエンゲージメントファンドに投資

生保

ニッセイ・ウェルス生命、HDI格付けベンチマーク「クオリティ格付け」で最高評価の『三つ星』を獲得

生保

チューリッヒ生命、保有契約件数が150万件を突破

生保

太陽生命、2023年度版「健康スコアリングレポート」で5年連続TOP100位以内にランクイン

生保

大同生命、2023年度版「健康スコアリングレポート」にてすべての指標の総合評価で2年連続最上位ランクを獲得

生保

明治安田生命、女性活躍推進法に基づく行動計画を策定

生保

明治安田生命、「家計」に関するアンケート調査を実施

関連商品