明治安田生命、「森林・農地ファンド」に投資
明治安田生命は、ヌビーン・ナチュラル・キャピタル(以下「NNC」)が運用する森林投資ファンド・農地投資ファンドと、マニュライフ・インベストメント・マネジメント・ティンバーランド・アンド・アグリカルチャー(以下「MIMTA」)が運用する森林・農地の混合ファンドに、総額60億円の投資を決定した。
本ファンドは、米国を中心とした海外の森林・農地を投資対象とし、森林投資では木材やカーボンクレジットの売却、農地投資では農作物の売却や農地のリース料により安定的な収益の獲得をめざしている。また、株式・債券等との相関が低く、運用資産全体における分散効果が期待できる。
同社はSDGsにおける社会課題のうち、特に注力する優先課題として「脱炭素社会の実現」「生物多様性の保全」などを掲げており、本ファンドを通じた森林・農地の適切な管理は、森林の炭素吸収・貯蔵システムの機能強化や生態系の保護などにもつながると考えている。
同社は「確かな安心を、いつまでも」という経営理念のもと、ESG投融資を通じてグローバルな環境・社会課題の解決と、国内地域経済活性化などの地域貢献により、社会的価値を創出することを推進している。引き続き、責任ある機関投資家として、持続可能な社会の実現に貢献していく。