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生保各社、2023年度第2四半期(上半期)業績概要を発表

〇日本生命
【グループ概況】
①決算のポイント
・保険料等収入
4兆1,089億円 前年同期比+38.4%
(うち保険料3兆5,675億円再保険収入5,413億円)
日本生命、ニッセイ・ウェルス生命の一時払商品の販売増を主因に増収
・基礎利益
3,577億円 前年同期比+38.0%
新型コロナウイルス感染症に係る給付金支払の減少等による危険差益の増加を主因に増益
・新契約年換算保険料
2,531億円 前年同期比+42.9%
日本生命、ニッセイ・ウェルス生命の一時払商品の販売増を主因に増収
・保有年換算保険料
4兆6,942億円 前年度末比+2.2%
ニッセイ・ウェルス生命の増加を主因に前年度末比で増加
・2023年度業績見通し
増収・増益
保険料等収入は、一時払商品の販売増を主因に増収
基礎利益は、新型コロナウイルス感染症に係る給付金支払の減少等を主因に増益
・健全性
ソルベンシー・マージン比率・実質純資産は、金利上昇に伴い、前年度末比で減少。
経済価値ベースのソルベンシー比率(ESR*)
は23年9月末時点で約240%(概算)
<参考>23年3月末時点244%
*リスク量に対する資本の十分性を示す健全性指標。
同社の内部モデルにて算出。

〇大樹生命
1.決算のポイント
■2023年度上半期決算は、減収・減益
■保険料等収入は、個人保険・個人年金保険の保有契約の減少により減収
■基礎利益は、新型コロナウイルス感染症に係る給付金支払の減少により危険差益が増加したものの、為替ヘッジコストの増加による利差損の拡大等により減益
■ソルベンシー・マージン比率は、海外金利上昇に伴う外貨建債券の含み損の拡大を主因に低下
2.収支の状況
■保険料等収入は、個人保険・個人年金保険の保有契約の減少により、前年同期比2.0%減の4,051億円。
■基礎利益は、新型コロナウイルス感染症に係る給付金支払の減少により危険差益が増加したものの、為替ヘッジコストの増加による利差損の拡大等により、前年同期比17.5%減の84億円。
3.新契約の状況〔個人保険+個人年金保険〕
■新契約年換算保険料は、主力商品「大樹セレクト」の販売増加により、前年同期比13.7%増の183億円。
4.保有契約の状況〔個人保険+個人年金保険〕
■保有契約年換算保険料は、前年度末比1.5%増の5,140億円。
5.保有契約の状況〔団体保険・団体年金保険〕
■団体保険(保有契約高)は、団体信用生命保険の保有が増加した一方、団体定期保険の保有が減少したことにより、前年度末比0.9%減の10兆9,681億円。
6.損益計算書・貸借対照表・健全性
■経常利益は、基礎利益、キャピタル損益および臨時損益の減少により、前年同期比58.5%減の47億円。
■中間純利益は、経常利益の減少により、40億円の中間純損失。
■ソルベンシー・マージン比率は、海外金利上昇に伴う外貨建債券の含み損の拡大を主因に、前年度末から89.2ポイント低下の765.1%。

〇ニッセイ・ウェルス生命
(1)保有契約高及び新契約高
・保有契約高
個人保険:18,620
個人年金保険:29,154
・新契約高
個人保険:2,679
個人年金保険:3,839
(2)年換算保険料
・保有契約
個人保険:1,374
個人年金保険:2,678
合計:4,052(前年度比 126.0%)
・新契約
個人保険:199
個人年金保険:863
合計:1,063(前年度比 211.0%)
ソルベンシー・マージン比率:381.7%

〇はなさく生命
(1)保有契約高及び新契約高
・保有契約高(単位 百万円)
個人保険:2,163,510
個人年金保険:177
・新契約高
個人保険:540,334
(2)年換算保険料
・保有契約
個人保険:28,901
個人年金保険:8
合計:28,910(前年度比 118.5%)
・新契約
個人保険:5,736
合計:5,736(前年度比 123.9%)
ソルベンシー・マージン比率:2,577.7%

〇ジブラルタ生命
■業績指標
個人保険と個人年金保険の合計(以下、個人保険)の新契約高は1兆1,104億円(前年同期比0.3%増)、個人保険新契約年換算保険料は183億円(前年同期比0.9%増)となった。
なお、同社は、2021年10月から、同社子会社であるPGF生命(プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険株式会社)の商品を販売しており、それを加えた個人保険新契約高は1兆3,633億円(前年同期比3.5%増)、個人保険新契約年換算保険料は322億円(前年同期比7.9%増)となる。
■規模指標
個人保険の保有契約高は37兆9,255億円(前年度末比2.5%増)、個人保険保有契約年換算保険料は9,184億円(前年度末比3.6%増)となった。
総資産は12兆3,913億円(前年度末比4.0%増)となった。
■収益指標
保険料等収入は4,349億円(前年同期比0.8%増)となった。また、基礎利益は772億円(前年同期比8.3%減)、中間純利益は382億円(前年同期比11.9%減)となった。
■健全性指標
ソルベンシー・マージン比率は862.4%(前年度末比4.2ポイント減)と、十分な支払余力を確保している。

〇プルデンシャル生命
■2023年度第2四半期(上半期)業績ハイライト
保有契約高/44兆7,043億円/2.9%増
保有契約年換算保険料/8,773億円/5.5%増
総資産/6兆921億円/2.7%増
ソルベンシー・マージン比率/752.1%/19.1ポイント減
新契約高/1兆4,082億円/4.7%減
新契約年換算保険料/325億円/1.2%増
保険料等収入/7,151億円/12.1%増
基礎利益/219億円/84.8%増
経常利益/273億円/82.1%増
中間純利益/190億円/86.2%増

〇PGF生命
当期の新契約業績(個人保険及び個人年金保険合計)について、新契約高は4,230億円(前年同期比42.7%増)、新契約年換算保険料は247億円(前年同期比50.7%増)となった。
また、個人保険及び個人年金保険合計の保有契約高は7兆1,163億円(前年度末比12.6%増)、保有契約年換算保険料は3,180億円(前年度末比13.4%増)となった。
保険会社の本業の収益を示す基礎利益は、161億円(前年同期比10.8%増)となった。また、経常利益は177億円(前年同期比1.3%増)、中間純利益は125億円(前年同期比2.9%増)となった。
財務の健全性を示す指標の1つであるソルベンシー・マージン比率は、724.3%(前年度末差57.2ポイント減)となった。

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