新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

アフラック生命、アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度2024年度の新規奨学生170名を募集

アフラック生命は、「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」における2024年度の新規奨学生を本日から2024年2月29日まで募集する。
新規奨学生の募集人数は小児がん経験者奨学金で30名、がん遺児奨学金で140名の合計170名である。
同社の社会貢献活動の大きな柱の一つである本奨学金制度は、親などの生計維持者をがんで亡くし、経済的理由から修学の機会が狭められている高校生への支援を目的として、1995年に同社販売代理店組織である「アフラック全国アソシエイツ会」と共同で設立したものである。2014年からは小児がんを経験した高校生にまで対象を広げて運営しており、累計の奨学生数は2023年度の新規奨学生を含め3,483名にのぼり、累計の奨学金給付額は21億円(2022年度末)を超えている。
■奨学生の声~経済的困難から夢をあきらめないために~
●「先日、無事に高校を卒業することができました。今までお支えいただきありがとうございました。高校進学時から薬学部進学を目指していたため、学校では薬学部・看護学部を目指すコースに在籍していました。希望通り薬学部に合格することができましたので、進学後もしっかりと勉学に励み、6年後の国家試験に合格することを目指していきたいと思います。今年度はボランティア活動にあまり参加できなかったので、これからは積極的に活動に参加していきたいと思っています。私の姿を見て妹も同じ道を目指したいと言っています。この奨学金制度によって私は支えられ、夢を叶えるための一歩を踏み出すことができました。この制度が長く続き、多くの方の助けになりますように祈っております。」(がん遺児奨学生)
●「3年間、ご支援いただきありがとうございました。私は、15歳の時に白血病になり計3度の血液移植をしました。そのため、計2年間の留年をしました。途中、転学をし、高額な授業料でしたが奨学金制度のお陰で今年の3月に無事卒業することが出来ました。色々大変な時期がありましたが周りの人たちの支えもあり、今が過ごせていると思います。この経験をもとに、新聞社の取材を受けたり、『がんノート』などにも出演したり、看護学生に向けてお話したりと、自身の中で良い経験が出来ていると思います。この制度で多くの学生が少しでも心の励みになることを祈っています。」(小児がん経験者奨学生)
同社は、最も長くがんと向き合い、最も多くのがんと闘う方々を応援してきた「がん保険のパイオニア」として、がんと向き合う方々を取り巻く、身体的・医学的な問題、精神的・心理的な問題、さらには就労や経済面を含めた社会的課題を包括的かつ総合的に解決するために、患者とそのご家族を中心に、医療者、職場・学校、行政、民間団体、企業などさまざまなステークホルダーが連携・協業するためのプラットフォーム「キャンサーエコシステム」の構築に取り組んでいる。
本奨学金制度を通じた高校生への支援も「キャンサーエコシステム」の取り組みの一環であり、社会と共有できる価値を創造するCSV(CreatingSharedValue、共有価値の創造)経営の実践そのものであると考えている。同社は、これからも社会的課題の解決に向けて新たな価値を創造することで、持続的な成長を目指していく。

関連記事(保険業界ニュース)

損保協会・団体

SOMPO福祉財団、「自動車購入費助成」(東日本地区)および「住民参加型福祉活動資金助成」(西日本地区)の募集を開始

生保

日本生命、難病児・障がい児等へミュージカル等の体験機会を提供する「日本生命協賛こころだま公演」を開始

損保

三井住友海上、三井住友海上文化財団による2025年度「コンサート開催地」および「助成先」決定

生保

日本生命、株式会社LIFEMとの女性特有の健康課題改善に向けた協業を開始

生保

住友生命、「アクティブチャレンジの寄付先の拡大」と「プロギングジャパン」に協賛

生保

明治安田生命、奈良県三郷町へ企業版ふるさと納税を実施

損保

トーア再保険、千代田区立小学校へ環境関連書籍を寄贈

生保

ジブラルタ生命、「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」開催動物園・水族館をサポート、社会貢献イベントに協賛

生損

共栄火災、富国生命、フコクしんらい生命、全信懇「第44回信用金庫PRコンクール」最優秀賞・審査員特別賞・部門別優秀賞が決定

生保

日本生命、ミャンマー中部で発生した地震の被害に対する義援金を寄贈