新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

第一生命、企業年金特別勘定特約の新商品「総合口下方リスク限定型」発売

第一生命は、確定給付企業年金向けの新商品である特別勘定特約「総合口下方リスク限定型」を2024年4月より発売する。
本商品は、BNPパリバ証券株式会社(以下「BNPパリバ証券」)、同社グループ会社である資産運用会社バーテックス・インベストメント・ソリューションズ株式会社(以下「バーテックス社」)及び同社の三社で共同開発した企業年金向け低リスクマルチアセットの運用商品である。BNPパリバ証券が 保有する戦略に、バーテックス社のクオンツ運用のノウハウを組み合わせて構築する指数※2を参照する運用を行う。
本商品は、参照指数が下落しても、年度内でのファンドの基準価額最高値※3からの下落幅を2%※4以内に抑えることを目指す仕組みとして、下方リスク限定目標を備えている。
また、株式、債券、コモディティ、金利先物等様々な資産への分散投資(一部資産はショートポジションも活用)や、市場局面分析(市場を4局面に分解)により、市場が軟調な局面であってもプラスのリターン獲得が期待できる運用戦略を選定することで、全天候型の安定的な収益獲得を目指す。
金融市場は不確実性の高い状況が継続しており、企業年金の資産運用においても市場の急変への機動的な対応、かつ、安定的な運用が求められている。このような市場環境におけるお客さまのニーズに、「年度内でのファンドの基準価額最高値からの下落幅を2%以内に抑えることを目指す仕組み」、「市場環境に応じた資産・戦略配分」を特長とする本商品を提供することで、応える。
同社は、今後もお客さまの年金資産運用の一助となるような魅力的な商品提供に努めていく。
※1 最大下落幅は目標であり保証しているものではない。また、年度とは4月開始の1年間のことを指す。
※2 本商品で投資するファンドがエクセスリターンスワップを通じて参照するマルチアセット指数を指す。
※3 更新は週次とし、運用制約の関係上3月末から遡って14日間は最高値の更新を行わない。
※4 目標とする年度内でのファンドの基準価額最高値からの下落幅2%は、手数料控除前、信託報酬・成功報酬控除後の数値。
【総合口下方リスク限定型の概要】
⚫商品概要
(1)運用概要年度内でのファンドの基準価額最高値からの下落幅を2%以内に抑えることを目指す仕組
みを備え、市場環境に応じた機動的な資産・戦略配分を行い安定的な収益獲得を目指す。
(2)購入時期毎年4月(年1回)
(3)目標リターン中長期的に年率1.5~2%程度
(4)目標リスク中長期的に年率1.5~2%程度
(5)ベンチマーク設定なし

関連記事(保険業界ニュース)

生保

ライフネット生命、保険市場の『2024年版最も選ばれた保険ランキング』でがん保険、女性保険がネット申込件数第1位を受賞

生保

第一生命、【インパクト投資】TYPICA Holdings株式会社に投資

生保

第一生命、TUSグローバルレジデンス竣工、先端理系人財の育成に資する学生用マンションの運営開始

生保

三井住友海上プライマリー生命、生存保障重視型平準払個人年金保険(利率変動型)『あしたも充実2』を発売

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、中継輸送専用の自動車保険を販売開始

損保

東京海上日動、【国内初】緊急時に代行輸送手配サービスを提供する運送保険の提供開始

損保

損保ジャパン、宇宙保険特設サイトを開設

損保

楽天損保、海外旅行保険「トラベルアシスト」の販売件数が対前年同期比2.4倍を達成

生保

第一生命、営業員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化に向けた取組み状況を公表

損保

楽天損保、個人用自動車保険「ドライブアシスト」の新規インターネット販売件数が対前年同期比2.3倍を達成

関連商品