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明治安田生命、川崎重工業株式会社向け融資「ポジティブ・インパクトファイナンス」の契約を締結

明治安田生命は、川崎重工業株式会社を借入人とする「ポジティブ・インパクトファイナンス」(以下「PIF」)の契約を締結した。
PIFは、国連環境計画・金融イニシアティブが提唱したポジティブ・インパクト金融原則(注1)に即したファイナンス手法で、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクトを包括的に分析・評価し、ポジティブなインパクトの増大とネガティブなインパクトの縮小に向けた企業活動を支援するとともに、SDGs達成への貢献を評価する指標として活用し、情報開示することが特徴である。
本融資は、三井住友信託銀行株式会社によるインパクト評価フレームワークに基づき、事前に設定したKPI(注2)に関する社会的インパクトを定量的に評価し、ポジティブなインパクトを創出する取組みを支援するものである。当該評価のポジティブ・インパクト金融原則への適合性等(注3)については、株式会社日本格付研究所より第三者意見(注4)を取得している。
同社は「確かな安心を、いつまでも」という経営理念のもと、お客さまのESGに対する取組みを後押しし、グローバルな環境・社会課題の解決と国内地域経済活性化等の地域貢献により、社会的価値を創出することを推進している。引き続き、お客さまとともに持続可能な社会の実現に貢献してく。
【案件の概要】
借入人  川崎重工業株式会社
契約締結日  2023年10月31日
(注1)国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)のポジティブ・インパクト・ワーキンググループが2017年に発表したSDGs達成に向けた金融の共通枠組みであり、持続可能な開発の3側面(環境・社会・経済)について、ポジティブ・ネガティブの両面からインパクト評価を行なうための原則
(注2)Key Performance Indicator(重要業績評価指標)
(注3)国連環境計画・金融イニシアティブが策定した「ポジティブ・インパクト金融原則」および「資金使途を限定しない事業会社向け金融商品のモデル・フレームワーク」への適合性
(注4)株式会社日本格付研究所(JCR)による評価レポート

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