大樹生命、東京都が発行するグリーンボンドに投資
大樹生命は、このほど、東京都が発行する「東京グリーンボンド」への投資を実施した。
グリーンボンドは、環境事業に要する資金を調達するために発行する債券で、本債券は国際資本市場協会(International Capital MarketAssociation:ICMA)が定義する「グリーンボンド」に適合していることが、第三者評価機関であるICSから取得したセカンドオピニオンにて確認されている。
東京グリーンボンド発行による調達資金は、以下に資する事業に充当される予定である。
1.エネルギーの脱炭素化と持続可能な資源利用によるゼロエミッションの実現
2.生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会の実現
3.都民の安全・健康が確保された、より良質な都市環境の実現
同社では、過去にも環境債(グリーンボンド)や社会貢献債(ソーシャルボンド)、ESG投信などへの投資を行ってきた。今後も引き続き生命保険会社としての社会的責務をふまえ、資産特性に応じて環境・社会・ガバナンスの課題を考慮した資産運用を行い、環境や地域・社会と共生し、経済・企業の安定的な成長と社会的価値の調和的な発展を目指す。
<本債券の概要>
名称 東京グリーンボンド(30年)第7回債
発行体 東京都
格付 A+(S&P)
発行総額 200億円
償還期間 30年