かんぽ生命、Triple I for Global Health(グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ)に参加
かんぽ生命は、このたび、Triple I for Global Health(Impact Investment Initiative for Global Health/グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ、以下「TripleI」)に参加した。
Triple Iは、グローバルヘルス分野(注1)でのインパクト投資(注2)の拡大により、持続的な資金調達や、グローバルヘルス分野の社会課題の解決に貢献することを目指しており、日本政府を事務局として、2023年5月のG7広島サミットにおける承認ののち、同年9月の国連総会のタイミングに合わせ設立された。
かんぽ生命は、機関投資家として、すべてのステークホルダーの皆さまに対する社会的責任を果たすという観点から、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上を目指し、ESG投資に取り組んでいる。とくに、ESG投資の重点取り組みテーマとして「Well-being向上」「地域と社会の発展」「環境保護への貢献」を設定するとともに、独自の社内認証制度である「インパクト”K”プロジェクト」を通じ、インパクト志向の投融資を積極的に推進している。
かんぽ生命では、TripleIの活動は、とくに「Well-being向上」の観点でのインパクト投資の推進に寄与するものと考えている。今回の参加もふまえ、保健・衛生等に関する課題の解決に資する投融資を、さらに積極的に行っていく。
(注1)グローバルヘルスとは、感染症対策等、地球規模の保健・衛生等に関する課題を指す。
(注2)インパクト投資とは、財務的リターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的および環境的インパクトを同時に生み出すことを意図する投資行動を指す。