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三井住友海上あいおい生命、社会課題解決に向けてデータ基盤を構築

三井住友海上あいおい生命は、保険による保障に加え、保障の前後のヘルスケアサービスの提供による社会課題の解決やお客さま体験価値のさらなる向上に向けてデータを活用した取組みを進めている。今般、データ分析人財の育成を強化し、データ活用の取組みをさらに加速させるため、社内外のビッグデータを蓄積・分析できるデータ基盤をクラウドサービス上に構築した。
同社は、今後も継続的にデータ分析人財を育成して、データを活用した社会課題解決に取り組んでいく。
1.取組みの背景・目的
昨今、データを用いて組織のビジネス課題を解決するデータドリブンな企業が求められている。そのような潮流の中で、同社は「DX戦略」として、「ヘルスケアサービス(CSV×DX)による付加価値創造」と「ヒト×デジタルによる事業変革」を目指しており、デジタル人財育成やデータ基盤の整備を柱とした「DXインフラの整備」を進めている。データ分析環境を整え、データを活用する人財を育成することで、スピーディに変革する自律型組織への変革を目指していく。
<DXインフラ整備のイメージ図>
デジタル人財育成:データ分析を用いてビジネス課題を解決する人財(データアナリスト)
データ基盤整備:セキュリティを確保した中で社内外のビッグデータを蓄積・分析できる基盤
→データドリブンな企業風土、スピーディに変革する自律型組織を構築
【付加価値創造】
ヘルスケアサービス(CSV×DX):
・ヘルスケアサービスの拡充、改善
・パーソナライズされたレコメンド機能等
【事業変革】
ヒト×デジタル:
・お客さまニーズに沿ったマーケティング
・AIを活用した事務・お客さまサービス改善 等
→社会課題の解決やお客さま体験価値のさらなる向上
2.データ基盤の構築
非構造化データを含めた社内外のデータを蓄積・加工し、専用ツールを用いて分析できるデータ基盤を2023年8月に構築した。データ基盤にはクラウドサービスを活用し、以下の機能を実現している。
①社内外のビッグデータを拡張性・耐久性の高いストレージに蓄積
②データベースではサーバーレスを活用し、自動拡張による高い性能とコストパフォーマンスを両立
③データを可視化しインサイトを得るためのBIツールの導入
④ノーコードの分析ツールにより、ビジネス部門のデータアナリストが機械学習のモデルを作成可能
⑤社外にデータを持ち出すことなく、セキュリティが確保された基盤で分析可能
<データ分析人財の育成に向けた取組み>
同社は、統計分析・論理的思考力などの知識やスキルを身に着け、データ分析を用いてビジネス課題を解決する人財を「データアナリスト」と位置づけている。TDSE株式会社の支援を受けて、「データアナリスト」育成のための分析プロジェクトの実践とスキルチェックを重視した育成プログラムを策定している。
2025年度末までに、約20組織の本社部門に各1名以上の「データアナリスト」を育成し、「ヘルスケアサービス(CSV×DX)による付加価値創造」と「ヒト×デジタルによる事業変革」を実現する。
【育成プログラムの内容】
<社内研修>
社内データを使用して研修を実施
・データ分析基礎
・データ分析応用(BIツール)
・データ分析発展(分析ツール)
<分析プロジェクト>
・分析PoC
重要なビジネス課題を外部DS(データサイエンティスト)と協力して分析する
・ワークショップ
身近なビジネス課題を、自らデータ分析する
<スキルチェック>
外部DS(データサイエンティスト)がスキルチェックを行いながらフォローし、最終的に認定要件を満たすことを確認

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