新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

三井住友海上あいおい生命、中小企業、個人事業主に「安否シェアシステム アンピラー」を提供

三井住友海上あいおい生命は、9月から中小企業、個人事業主へ「安否シェアシステム アンピラー(以下「アンピラー」)」の提供を開始した。アンピラーは、突然の災害発生時に、社員の皆さまの安否確認を支援し、あわせて平時の災害訓練などにも活用できる安否確認システムである。
2023年度、同社は内閣府の「災害への備え」コラボレーション事業の賛同企業として、アンピラー導入を推進するとともに、「事業継続力強化計画認定制度」に関連したセミナーや申請支援・防災ツールの紹介など、防災・減災意識の啓発を推進していく。
1.アンピラー開発の背景
・近年の国内大規模災害において、BCP(事業継続計画)を整備していたにもかかわらず、意思決定者のBCP発動の遅れ・現場への代替手順の周知不足・訓練未実施などの理由から、計画どおりに事業継続が実現できなかった企業が存在した。
・より実効性の高い災害対策の実現には、BCPの策定のみならず、BCM(事業継続マネジメント)の徹底が重要であり、BCMの推進・徹底につながる平時の訓練にも活用することを目的にアンピラーを開発した。
2.アンピラーの概要
・災害時等に、「社員やご家族の安否の迅速かつ確実な把握」「事業継続・早期再開に向けた活動」を支援する無償のシステムで、導入企業が安全配慮義務を果たす一助となる。
・また、災害訓練時の安否確認にも活用することができ、BCM体制の整備につなげることができる。
・中小企業、個人事業主は、同社の代理店※を通じて申込が可能で、企業の管理者に不測の事態が生じた場合などに、代理店が企業の管理者に代わり社員の安否確認を行うことができる。企業が自社完結で行う「自助」の安否確認に加えて、代理店が「共助」の安否確認を行い、助け合えることが特徴である。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

住友生命、暑熱環境下で働く作業員の熱中症対策に特化した熱中症対策プログラムの紹介業務を開始

損保

東京海上日動、中小企業向け保険「超Tプロテクション」へのカスタマーハラスメント発生時の補償導入

損保共済

こくみん共済coop〈全労済〉、東京・代々木公園にて「もしもFES渋谷2025」を開催

生保

かんぽ生命、2025年度ラジオ体操出席カードの配布開始

損保

損保ジャパン、新宿本社ビルにパーパス壁画制作

生保

生保協会、生命保険契約照会制度の利用料金改定

生保

ネオファースト生命、「生成AI×保険事務サービス」NTTデータ社と協働しCX向上と業務変革目指す取組み

損保協会・団体

損保協会、車体整備の透明性確保に向けて 日本自動車車体整備協同組合連合会と「共同宣言」を実施

生保

三井住友海上あいおい生命、「IFSCパラクライミングワールドカップ」で會田祥選手が優勝

損保

SBI損保、海外旅行保険保険料のコード決済追加と「スーツケース破損保険金自動支払いサービス」開始