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日本生命、元営業部長による多件数の法令違反について発表

日本生命の元営業部長が、法令違反を伴う不正契約を多件数取り扱っていた事実が判明した。
今後、このような不正行為を発生させないよう、再発防止策等に取り組むとともに、コンプライアンス体制の一層の強化に努めていく。同件に係る概要等については下記のとおりである。
1.事案の概要
惹起した職員数営業部長 1名
在籍所属 横浜北支社
不正契約の主な手口 本人確認書類の偽造による生命保険契約の捏造等
不正契約数 約80件
発生期間 2021年4月から2023年3月
2.同社の対応
現時点ではお客様への金銭的な被害は判明していないが、今後、お客様への被害等が発覚した場合には、然るべき対応を行っていく。また、関与した職員に対しては、社内規程に基づき、厳正な処分を実施する予定である。なお、当件につきましては、監督官庁へ報告済である。
3.再発防止策
コンプライアンスについて営業職員に指導すべき立場である管理職が惹起したことを重く受け止め、まずは管理職層に対するコンプライアンス教育の強化・徹底をしていく。加えて、当事象で見られた課題を踏まえ、本人確認書類のチェックやお客様宛確認の仕組みを一層強化する等、不正事案の早期発見に向けた取り組みを実施していく。

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