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生保協会、企業年金(確定給付型)の受託概況を公表

生保協会は、3業態(信託業界・生命保険業界・JA共済連)にかかる企業年金(確定給付型)の受託概況(令和5年3月末現在、速報値)を取りまとめた。
【概要】
(1)企業年金(確定給付型)の受託件数は、厚生年金基金が5件、確定給付企業年金が11,928件となっている。
(2)企業年金(確定給付型)の資産残高は、対前年比2兆6,682億円減(対前年比3.2%減)の80兆5,006億円となっている。
資産残高の内訳は、厚生年金基金が14兆4,767億円(対前年比3.7%減)、確定給付企業年金が66兆238億円(対前年比3.0%減)となっている。
なお、業界別の内訳は、信託業界62兆8,514億円(78.1%)、生命保険業界17兆2,112億円(21.4%)、JA共済連4,379億円(0.5%)となっている。
(3)企業年金(確定給付型)の加入者数は、それぞれ厚生年金基金が12万人、確定給付企業年金が911万人となっている。加入者総数では、制度への重複加入はあるものの、924万人と、第1号厚生年金被保険者数4,065万人(令和4年3月末)から推計すれば、民間サラリーマンの約23%が企業年金(確定給付型)に加入していることになる。

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