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第一生命ホールディングス、2023年度入社式 社長挨拶

第一生命ホールディングスは、4月3日(月)にグループ国内各社に新入社員を迎えた。
同社グループの未来を担う新入社員に向けた社長挨拶の主旨は、以下のとおりである。
◆日本の保険会社の未来をリードする、グローバルトップティアの保険グループへ
新入社員の皆さん、ご入社おめでとうございます。406名の新しい仲間を心より歓迎いたします。
私も本日、第一生命ホールディングスの社長に就任しました。これから新たな気持ちで、皆さんと一緒に並走し、多くの経験を積み、成長に向けてチャレンジしていきます。
第一生命グループを取り巻く経営環境は、コロナ禍を通じたお客さまの価値観変容や、AI技術をはじめとするデジタルテクノロジーの急速な進化、更には昨今の経済・金融環境の変動性の高まりなど、世界規模で大きく変化しています。そのような環境下で持続的な成長を達成するためには、前例や過去の経験にとらわれない、非連続的な変革にチャレンジしていかなければいけません。
当社グループは、すべての人々のwell-being実現に貢献するため、複雑化する社会課題や多様化するお客さまニーズへ対応し、国内外で様々な新しい取組みを進めています。現中期経営計画「Re-connect 2023」において、国内では、お客さまへ最良の体験価値(CX)をお届けするために、CXデザイン戦略として「保障」「資産形成・承継」「健康・医療」「つながり・絆」の4つの領域で、商品・サービスの拡充に取り組んでいます。また、海外では、ニュージーランドにおいてデジタル領域に強みを持つ生命保険会社をグループに迎えるなど、新たな技術や能力・ノウハウの獲得と、グループ事業ポートフォリオの更なる拡充を図っています。2023年度は現計画の最終年度として、各取組みを一層推進するとともに、次期中期経営計画に向けた重要な1年となります。
私は、当社グループが狭い意味での生命保険業に留まらず、4つの領域から魅力的な商品・サービスをより一体的に、連続してお届けする保険サービス業へと進化し、お客さまから最も支持・信頼される「日本において、保険会社の未来をリードする存在」となることを目指したいと考えています。
そのために、「商品・サービスの革新性」「お客さま満足度」「社員満足度」を、目に見える形で業界グローバルトップ水準まで向上させていきます。特に、社員の皆さんへは、第一生命グループで働くことに満足し、誇りと喜びを持てる自由闊達な企業文化を持つ会社へと変革させていくことを、経営チームとして強くコミットしていきます。
その結果として、当社の企業価値を、グローバルな保険グループのトップティアと伍する水準まで引き上げることが実現可能になると強く信じています。皆さんも、熱量を上げてチャレンジしていきましょう。
皆さんがこれから身を置く新しい社会は、自身の成長につながる多くの機会がある一方、時には大変厳しい変化にも遭遇するでしょう。これから社会や仕事において発生する想定外の状況は、自分自身では選択することが出来ない運命的なものが殆どです。それらを乗り切るために、置かれた環境を前向きに受け止め、チャレンジする力や厳しい環境にも負けない胆力を、皆さんにはぜひ身に付けてほしいと思います。そして、仕事そのものや仲間とのコラボレーションを楽しみ、ひいては運命とともに人生を楽しむ。そのようにして、自己成長を実現していくという気持ちを持ち続けてほしいと思います。
皆さん一人ひとりが当社グループの中で、自分自身のwell-beingを実現することを、心より期待しています。

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