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大樹生命、世界銀行が発行するサステナビリティボンド「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」に投資

大樹生命は、この度、世界銀行(正式名称:国際復興開発銀行(IBRD))が発行する豪ドル建サステナブル・ディベロップメント・ボンド(以下「本債券」)への投資を実施した。
本債券は、生物多様性の重要性を啓発することを目的に発行された。生物多様性は、持続可能な開発、気候変動への対応力、そして人々が心身ともに健やかな生活を送るためには極めて重要である。近年は、「生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)」にて新たな世界目標の議論が進められるなど、一層重要性が高まっている。
生態系機能や経済的な生産性を維持するための「自然資本」は、動物、植物、海洋等の生物の多様性によって構成されている。世界のGDPの半分は、生物多様性および淡水、森林、自然景観、土壌などの生態系サービスからの恩恵を受けており、その損失に対する対応は急務である。
なお、2030年までに生物多様性と生態系サービスの損失を回復させるには、年間7,000億ドルが必要だと推計されている。
世界銀行は自然資本に最大規模の資金を供与する国際機関の一つであり、本債券への投資資金は、世界銀行による低中所得国政府への融資を通じて、生物多様性の保全や、森林および土壌の生態系サービスの維持・管理等を含むあらゆる分野の開発プロジェクトの支援に活用される。
これまでも同社では、環境債(グリーンボンド)や社会貢献債(ソーシャルボンド)、ESG投信などへの投資を行ってきた。今後も引き続き生命保険会社としての社会的責務をふまえ、資産特性に応じて環境・社会・ガバナンスの課題を考慮した資産運用を行い、環境や地域・社会と共生し、経済・企業の安定的な成長と社会的価値の調和的な発展を目指す。
<本債券の概要>
発行体 世界銀行(国際復興開発銀行)
格付 AAA(S&P)
発行総額 50百万豪ドル
償還期間 15年

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