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アクサ生命、全国の経営者4,174人に聞いた『社長さん白書2022』を発表

アクサ生命は、全国47都道府県の中小企業経営者を対象に実施した意識調査の結果に基づき、『社長さん白書2022』を発表した。
アクサ生命が共済・福祉制度を引き受けしている商工会議所会員企業を中心に、本調査への回答に協力してもらい、2004年以来11回目となる今回は、会社の健康づくり(健康経営(R))や経営者自身の健康づくりと老後生活について、さらに昨今注目が高まっている気候変動対策についても、初めて質問した。
※「健康経営(R)」はNPO法人健康経営研究会の登録商標である。
【主な調査結果】
■会社の健康づくりについて
・従業員の健康づくりを重要な経営課題と位置づけ、生産性や企業価値の向上につなげる「健康経営」について、内容を知っている(「内容を知っており、取り組んでいる」または「内容は知っているが、まだ取り組んでいない」を選択)と答えた経営者は51.2%と、2017年の26.0%の約2倍となっている。
一方で、「内容を知っており、取り組んでいる」(22.6%)よりも「内容は知っているが、まだ取り組んでいない」(28.6%)と回答した経営者が多く、健康経営の導入・実践のサポートの必要性がうかがえる。
・「健康経営優良法人認定*」の取得については、半数以上の回答者が関心がある(「取得している」、「認定に向け挑戦中」、「負担がなければ取得したい」のいずれかを選択)と回答し、認定取得への関心の高さを示す結果となった。
健康経営の導入や実践に関するアドバイスやサポートが得られれば、認定取得に取り組む企業がさらに増えることが予想される。
*健康経営優良法人認定制度:地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度(経済産業省ホームページ)
・社員の体調不良が経営に影響を与えたと感じたことがあると回答した経営者は半数以上を占め、社員の健康が企業にとって重要であると考えている経営者が多いことがわかる。
・コロナ禍が社員の健康にどのように影響したかを聞いた質問では、身体の健康と心の健康のいずれについても、悪影響を及ぼした(「非常に悪い影響が出ている」または「やや悪い影響が出ている」を選択)と回答した経営者が約3割に上った。この結果は前回2021年の結果(身体の健康:15.3%、心の健康:25.4%)から悪化傾向にあり、コロナの影響が長引く中、企業にとって社員の心身両面に対するサポートは急務と言えそうである。

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