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明治安田生命、子育てに関するアンケート調査を実施

明治安田生命は、0歳から6歳までの子どもがいる既婚男女に「子育てに関するアンケート調査」を実施した。
1.子育て世帯の働き方について
(1)男性の育休について
■男性の育休取得日数は昨年から長期化するも、取得率は昨年から減少男性の育休取得促進のカギは「職場の理解」?
・育休制度改正で男性の育休取得が促進されるなか、育休を取得した男性は23.1%と、昨年よりも3.3pt減少。一方、平均取得日数は長期間化の傾向
・制度改正により「育休を取得しやすくなると思う」男性は41.1%である一方で「取得しやすくなると思わない」男性は37.1%。「取得しやくすくならない」理由のトップは、「職場の理解不足」(32.8%)で、男性の育休取得促進に向けては、制度の理解や利用しやすい環境づくり等、職場の理解が「カギ」に?
■育休を取得した男性の約4割が仕事のモチベーションがアップ。
・育休取得後、仕事のモチベーションが上がった人は約4割(39.2%)で、育休取得が仕事に好影響。モチベーションがアップした理由のトップは「子どもの世話を通じて仕事も子育ても頑張ろうと思ったから」(58.9%)
・男性が育休を取得することで、子育てに加え、仕事にも良い影響があり、雇用主、働き手ともに相乗効果が。
(2)仕事と子育ての両立について
■子育て世帯の働く女性の約8割が、仕事と子育ての両立に難しさを痛感。
・仕事と子育ての両立が難しいと感じている人を男女別でみると、女性は80.0%、男性は70.6%で、女性の方が、仕事と子育ての両立に難しさを感じている結果に
・両立が難しい理由では、女性は仕事よりも子どもと過ごす時間を優先する意識が垣間見える一方で、男性は職場の理解不足に難しさを感じる人が多く、男女間では理由にギャップが。
2.子育て世帯のお金について
(1)子育てにかかる費用について
■子育て世帯、物価高による負担実感は8割以上。食費が一番の負担に
・物価高による子育ての費用への負担について聞いたところ、「子育て費用に負担を感じている」と回答した人は85.2%と、大半の人が物価高の影響を実感
・子育てにかかる費用は、幼保無償化等により軽減されたものの、物価高によりその効果が打ち消されている可能性も
(2)子育て世帯の収入について
■子育て世帯の男性平均年収アップも、若年層ではダウン
・子育て世帯の年収は、男性638万円、女性168万円で、男女とも過去最高値
・男性の年代別でみると、昨年と比べ、35~44歳のミドル層では、41万円アップしているのに対し、20~34歳の若年層では11万円ダウン
3.子どもを望む意識について
■子どもをもつ男性、子どもを「さらに欲しい」という気持ちは年々上昇
一方女性は、金銭面での不安により「欲しいが難しい」が上昇?
・子どもを「さらに欲しい」とした回答を男女別でみると男性は2.6pt上昇しており、過去5年間で男性の子どもを「さらに欲しい」という気持ちは最も高い結果に。
・一方、女性の「さらに欲しい」という回答は年々減少。また、女性の回答では、「欲しいが難しい」が急上昇しており、その理由は、「将来の収入面に不安がある」(55.6%)など金銭面により「欲しいが難しい」と感じている人が多くみられる結果に。
・女性は金銭面の不安が解消されれば、子どもを「さらに欲しい」という気持ちになりやすい?

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