明治安田生命、九州旅客鉄道株式会社向け「サステナビリティ・リンク・ローン」に融資
明治安田生命は、九州旅客鉄道株式会社(以下「JR九州」)を借入人とする「サステナビリティ・リンク・ローン」に融資を行なった。
サステナビリティ・リンク・ローンは、事前に設定されたサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下「SPT」)の達成状況によって金利などの条件が変動する仕組みとなっており、借入人の取組み・行動変容を後押しすることで、環境・社会面において持続可能な経済活動および経済成長を促進・支援することをめざすものである。
JR九州は、2050年度までのJR九州グループ全体のCO2排出量実質ゼロをめざすとともに、中間目標として2030年度までにJR九州単体のCO2排出量50%削減(2013年度対比)を掲げている。
本融資は、CO2排出量削減の中間目標をSPTに設定しているJR九州が2022年9月に策定したサステナビリティ・リンク・ローン・フレームワークに基づいている。
また、当該フレームワークは、ローン・マーケット・アソシエーションが定める「サステナビリティ・リンク・ローン原則」に適合している旨の第三者意見を、株式会社日本格付研究所より取得している。
同社は「確かな安心を、いつまでも」という経営理念のもと、ESG投融資を通じてグローバルな環境・社会課題の解決と国内地域経済活性化等の地域貢献により、社会的価値を創出することを推進している。引き続き、責任ある機関投資家として、持続可能な社会の実現に貢献していく。
【案件の概要】
借入人 九州旅客鉄道株式会社(JR九州)
契約締結日 2022年9月20日
サステナビリティ・パフォーマンス目標 JR九州単体のCO2排出量(Scope1+Scope2)を2030年度までに50%削減(2013年度対比)