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T&Dホールディングス、海外関連会社における評価性損失等の計上

T&Dホールディングスは、2023年3月期第2四半期連結会計期間(2022年7月1日~2022年9月30日)において、下記のとおり海外関連会社における評価性損失等を計上する見込みとなった。
1.海外関連会社における評価性損失等の内容
同社持分法適用関連会社であるFGHParent,L.P.(以下「フォーティテュード社」)の第2四半期会計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)において、主に米国金利上昇等に伴い会計上の一時的な評価性損失等を計上する見込みとなった。同社の第2四半期連結会計期間(2022年7月1日~2022年9月30日)において、この評価性損失等1,060億円を含め同社にかかる持分法による投資損失として1,000億円程度を計上する見込みとなる※。
なお、同社グループではグループの経営実態を表す指標の一つとして、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を一部調整した「グループ修正利益」を導入している。
フォーティテュード社にかかるグループ修正利益相当額として、同社の第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)において180億円程度の利益を計上する見込みであり、同社にかかる当初想定に対し概ね順調な進捗となっている。
※フォーティテュード社の決算日は12月末であり、同社の第2四半期会計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)の損益は、同社第2四半期連結会計期間(2022年7月1日~2022年9月30日)に反映される。なお、2022年5月13日付ニュースリリース「米国関連会社における評価性損失の計上に関するお知らせ」で公表した第1四半期に発生したフォーティテュード社にかかる持分法による投資損失について、急激な円安による為替換算により110億円程度損失額が拡大する見込みとなる。
2.2023年3月期業績予想への影響
フォーティテュード社における評価性損失等の要因は、主に米国金利の変動により生じたものであり、今後も大きく変動する可能性があるため、現時点においては、2022年5月13日付ニュースリリース「2022年3月期決算のお知らせ」で公表した業績予想に修正はない。

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