かんぽ生命、保険料引落しデータ誤作成による保険料の未収納が判明
かんぽ生命は、7月27日、同社の保険契約及び簡易生命保険契約について、7月収納予定の保険料の引落しデータ誤作成による未収納が判明したことを発表した。
預貯金口座を開設している金融機関が合併や支店の統廃合を行った場合、金融機関コードや支店コードが変更となる。これらの変更を同社が保有する保険料引落し口座情報に反映するため、7月9日(土)、同社において、金融機関コードまたは支店コードが旧情報である口座を抽出の上、一括反映処理を行った。
しかし、金融機関の合併等の際に、金融機関コードまたは支店コードに加えて口座番号も変更されている場合もあり、この場合には同社が作成した保険料引落しデータは変更前の口座番号に対するものとなるため、7月収納予定の保険料が口座番号相違により引き落としされず未収納となる事象があることが判明したもの。
影響件数については、数千件程度を見込んでいる。詳細は現在確認中で、判明次第、速やかに公表するとしている。
保険料が未収納となっている場合は同社から個別に連絡を行い、本件により契約者に不利益が生じないように対応していく。