第一生命、団体保険新商品あんしんマイパッケージを発売
第一生命は、企業(団体)が福利厚生制度として複数の保険商品をパッケージとして導入し、導入した保険商品の中から必要な保障を従業員が自分で選んで加入できる団体保険の新商品「あんしんマイパッケージ」の案内を2022年7月から開始する。
「あんしんマイパッケージ」は、様々な保障の団体保険商品をパッケージ化することで、福利厚生制度として多様な保障ラインアップを一度に準備でき、ニューノーマル社会の中でますます多様化する企業(団体)、従業員のニーズによりきめ細かく応える商品である。また、企業(団体)が複数の保険商品を導入すると、従業員の保険料が割り引かれる「パッケージ割」を提供するほか、導入にあたって最低限必要となる加入者数をパッケージ化した複数商品の合計加入者数で判定するなど、保障の充実と導入のしやすさを両立させた商品である。なお、団体保険において、パッケージ型で保険商品を提供するのは生命保険業界初となる。(2022年6月時点第一生命調べ)
また、企業(団体)の健康経営を推進する観点から、健康経営など企業の経営課題を解決する付帯サービス「DL Benefit Premium」とあわせて、健康診断の判定結果が一定の要件を満たす従業員には割引料率を適用する「けんこう応援割」を提供する。なお、団体保険において、健康診断の判定結果にもとづき従業員ごとに割引料率を適用するのは、生命保険業界初となる。(2022年6月第一生命調べ)
上記に加えて、企業(団体)事務担当者および従業員の各種手続きについて、デジタル化・ペーパーレス化を実現する。
インターネットを通じた手続きにより、スマートフォンやパソコンでの簡単手続きといった従業員の利便性向上と、テレワークでも担当者の事務手続きが行えるといった企業(団体)事務担当者の簡便な事務が見込まれる。
同社は引き続き、企業(団体)における従業員の健康増進に向けた商品やサービスの提供を通じて、今後も「お客さま一人ひとりの幸せ」の実現に向け、お客さまの「クオリティ オブ ライフ(QOL)」向上・社会課題の解決に取り組んでいく。
1.新商品「あんしんマイパッケージ」のポイント
■自身の万一の備え、親の介護も。企業(団体)が選択したラインアップの中から必要な保障を従業員が自分で選べる。
<けんこう応援割>
従業員が入力した健康診断の判定結果にもとづき、割引料率を適用する。
<パッケージ割>
企業(団体)が複数の保険商品を導入すると、従業員の保険料が割引かれる。
<手続きのデジタル化>
従業員による給付金等の請求や、企業(団体)事務担当者の手続きが、デジタルで行える。
<付帯サービス>
充実したサービス<DL Benefit Premium>で健康経営と従業員の健康増進を推進できる。
2.開発背景
高齢化や医療技術の進歩、世帯構造の多様化といった社会環境の変化等により、企業の福利厚生制度として活用される団体保険においても、より柔軟かつ的確に保障を提供できる商品の必要性が高まっている。
こうした中、同社は、企業(団体)が死亡保障や医療保障など、様々な保障の保険商品をパッケージとして導入し、導入した保険商品の中から必要な保障を従業員が自分で選んで加入できる団体保険「あんしんマイパッケージ」を開発した。これにより、企業(団体)は自社の福利厚生制度として多様な保障ラインアップを従業員に準備することが可能となり、従業員は自身のライフデザインに沿って必要な保障を選択することが可能となる。
また、少子高齢化による労働力人口の減少や就業者の平均年齢の上昇に伴い、従業員が健康で長く働き続けられる環境を整えることが企業(団体)にとっての喫緊の課題となっている。そのため、従業員の健康管理を経営的な視点で考え取り組む「健康経営」の推進は、企業(団体)にとって不可欠なものとなっている。こうした企業(団体)をサポートするため、従業員の健康診断の判定結果にもとづき従業員ごとに割引料率を適用する「けんこう応援割」を開発し、従業員の健康への意識向上による企業(団体)の健康経営の推進も応援していく。