大同生命、中小企業経営者アンケート「資金繰りと今後の業績」
大同生命は、全国の中小企業経営者を対象としたアンケート調査「大同生命サーベイ」を、2015年10月から毎月実施している。
今般、「資金繰りと今後の業績」について調査した2022年5月度レポートを公表した。[調査企業数 8,127社]
1.自社の資金繰り
・自社の資金繰りについて、「支障はない」と回答した企業は全体の62%と、前回調査(2021年5月)から増加(+3pt)した。
・一方で「今後、支障が出てくる」と回答した企業も26%と増加(+4pt)した。
2.原油価格・物価の高騰が今後の業績に与える影響
・ウクライナ情勢や円安等に伴う原油価格・物価の高騰が、今後の業績に「影響がある」と回答した企業は76%となった。
3.新型コロナ関連融資の今後の返済見通し
・新型コロナ関連融資について、「融資条件通り全額返済可能」と回答した企業は80%であった。
一方、18%の企業で返済が滞る懸念があることが分かった。