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生保各社、2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の業績を発表

生保各社は、2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の業績を発表した。
■アクサ生命
アクサ生命は、日本の会計基準に基づく2021年度(令和3年度)末の業績を発表した。
[収入指標]
・保険料収入は、前年同期比7.6%増の6,679億円(保険料等収入は前年同期比12.3%増の7,350億円)となった。
[収益指標]
・基礎利益は、前年同期比72.7%増の931億円となった。
・当期純利益は、前年同期比147.5%増の1,058億円となった。
[財務の健全性]
・ソルベンシー・マージン比率は、2020年度末の753.0%から8.1ポイント増加し、761.1%となった。
■アクサダイレクト生命
アクサダイレクト生命は、2022年5月24日、日本会計基準に基づく2021年度の業績を発表した。
[収入指標]
・新契約件数は前年度比9.8%増の43,233件、保有契約件数は前年度末比15.7%増の206,512件、保険料等収入は前年度比28.5%増の10,903百万円となった。
[収益指標]
・経常収益が10,913百万円となる中、経常費用11,701百万円(うち、保険金等支払金3,904百万円、責任準備金等繰入額2,141百万円、事業費5,410百万円、その他経常費用244百万円)、特別損失14百万円および法人税等合計△185百万円を控除した結果、当期純損失は617百万円となった。
[財務基盤]
・ソルベンシー・マージン比率は1,217.7%となっており、十分に高い健全性を確保している。
■ソニー生命
【決算のポイント】
・保険料等収入:
・一時払保険料の増加に加え、ソニーライフ・ウィズ生命の吸収合併にともなう再保険契約の解約で生じた解約返戻金受取により再保険収入が増加したことなどにより、前年度比13.6%増加の1兆3,773億円。
・基礎利益:
新型コロナウイルス対策関連費?の減少や保有契約高の積み上がりによる利益の増加があったものの、変額保険等の最低保証に係る責任準備金繰入額が増加したことなどにより、前年度比3.2%減少の1,322億円。
・新契約高・新契約年換算保険料:
新契約高および新契約年換算保険料ともに、過去最高を記録。
緊急事態宣言の発令にともなう営業活動自粛の影響を受けた前年度比で、新契約高は29.8%増加の6兆6,552億円、新契約年換算保険料は41.4%増加の1,054億円。

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