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第一生命と第一フロンティア生命、大和ハウスリート投資法人が発行するサステナビリティ・リンク・ボンドに投資

第一生命、第一フロンティア生命は、大和ハウスリート投資法人が発行するサステナビリティ・リンク・ボンドに40億円(発行額全額)投資することを決定した。
サステナビリティ・リンク・ボンドは、事前に設定されたサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下、「SPTs」)の達成状況によって金利が変動する仕組みとなっており、発行体の取組み・行動変容を後押しすることで、環境・社会面において持続可能な経済活動を促進・支援することを目指す金融商品である。
大和ハウスリート投資法人は、物流施設、居住施設、商業施設及びホテル等の幅広い資産に投資を行う上場不動産投資法人である。「中長期にわたる安定した収益の確保と資産の着実な成長」という基本方針の下、サステナビリティ取組みを重要な経営課題の一つと位置付け、環境に配慮した物件の取得や設備の導入を積極的に推進している。
こうした中、大和ハウスリート投資法人は2021年にCDP気候変動プログラムにおいて最高評価であるAリスト企業に認定されており、本債券も同社が継続的に当該評価を取得することをSPTsに設定している。本債券は、この目標の達成状況に応じて金利が変動する仕組みとなっており、環境に配慮した不動産投資の拡大を通じ、持続可能なまちづくりにつながる事が期待される。
◆本債券の概要
・発行体
大和ハウスリート投資法人
・発行額
40億円
・償還期間
7年
・サステナビリティ・パフォーマンス目標(SPTs)
CDP気候変動プログラムにおいて、大和ハウスリート投資法人がAリスト企業に認定されること

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