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JA共済連、高齢ドライバーの交通事故未然防止を支援する自動車安全運転診断車、『運転能力診断』と『安全運転診断』の2つの機能を拡充

JA共済連は、高齢ドライバーが安全に運転を継続できるよう、ドライビングシミュレーター「自動車安全運転診断車『きずな号』」の『運転能力診断』と『安全運転診断』の機能を拡充した。
■最新のドライビングシミュレーター機能搭載による『運転能力診断』と『安全運転診断』の機能拡充
JA共済連では、この度、高齢ドライバーの交通事故発生状況を踏まえ、「自動車安全運転診断車『きずな号』」に最新のドライビングシミュレーター機能を搭載し、『運転能力診断』と『安全運転診断』の機能拡充を図った。
『運転能力診断』では、動体視力や判断力、記憶力など自動車の運転に必要な認知・判断能力を測定。
従来はタッチペンによる診断を行っていたが、今回、モニターに映し出されたリアリティのある交通場面に対して、ハンドルやアクセル、ブレーキ操作などの動作を行い、運転能力を測ることができるよう改良を行った。高速道路の走行シーンでは、走行中に道路に設置された指示を読み取ることができるかを診断し、「アクセルとブレーキの踏み間違い」の危険性を測定する。診断結果は5段階で測定し、低下している能力を補うためのアドバイスや安全運転サポート車(サポカー)導入の検討など、運転継続に必要な情報を提供する。
『安全運転診断』には、危険運転が発生しやすい地点の中から、「見通しの良い道路(脇見・漫然運転)」、「駐車場(安全不確認・脇見)」、「信号機のある見通しの悪い交差点(信号の変わり目での無理な進入)」で発生する危険な場面を新たに搭載した。診断結果は、事故・危険運転・違反回数などの走行結果を総合的に5段階で測定し、危険場面や危険予測のポイントについて情報を提供する。
JA共済連では、新たに機能を拡充したドライビングシミュレーター「自動車安全運転診断車『きずな号』の全国巡回を通じて、引き続き、高齢ドライバーの交通事故未然防止活動に取組んでいく。

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